ライター : 知花 早紀

グルメ・トラベル系webライター/主婦

名物グルメ・金沢おでんの発祥や特徴とは?

Photo by @fhi_7e

北陸新幹線の開通を機に、一気に全国的に有名になった金沢おでん。ダシが効いた甘めの味付けが特徴で、多くのお店が金沢の「大野醤油」を使用しています。2018年に金沢市内にある創業50年以上のおでん屋が集まり、金沢おでんの定義が定められました。

金沢おでんの重要な定義が、車麩、赤巻き、バイ貝、カニ面、源助大根といった加賀野菜など、金沢ならではの具材を使用していることです。そして各店が大切にしているダシを使用することがあげられています。
金沢おでんの発祥店は、1927年創業の「赤玉 本店」。また、冬限定で食べられる「カニ面」を生み出したのは「おでん菊一」といわれています。カニ面とは、金沢で収穫される「香箱蟹」の甲羅に身やミソ、内子などを詰めて蒸した、カニを味わい尽くせる贅沢な逸品です。

一年中いつ食べてもおいしい金沢おでんは、金沢旅行で欠かせないご当地グルメ。人気店を巡って、各店のこだわりの味を楽しんでみましょう。

【10位】駅直結でアクセス便利「能登牛&金沢おでん 金沢風土研究所」

Photo by @hirochians

金沢駅直結の商業施設「ポルテ金沢」の地下にあるお店。駅直結なので、雨の日でも安心です。店内にはカウンター席とテーブル席があり、ひとり飲みやデートにもオススメ。

ジューシーでおいしい「能登牛」を使用したメニューが人気です。「ヒレステーキ」や「サーロインステーキ」などは、お酒が進む絶妙な焼き加減がたまりません。なかなかお目に掛かれない「能登豚」と「能登地鶏」のメニューも注目です。

くるま麩

金沢おでんならではの逸品。麩がダシをたっぷり吸収しているので、噛むとジュワっとダシがあふれ出てきます。麩のプルっとした食感と旨味を楽しめる、金沢おでんになくてはならない存在です。

おでんは、好きな具材を単品で注文できます。金沢ならではの具材を楽しめる「金沢おでん盛り合わせ」や、オススメの具材をあわせた「おでん盛り合わせ」といったお得なメニューも。地酒と一緒においしいおでんを堪能してみてください。

おすすめポイント

  1. 金沢駅近くでアクセス抜群
  2. 本格金沢おでんがリーズナブルに楽しめる
店舗情報

【9位】ひとりでも気軽に「金澤おでん あまつぼ クロスゲート金沢駅前店」

「近江町市場」から直送の野菜や海鮮を使用した、絶品金沢おでんや郷土料理が人気のお店。新幹線や電車の時刻にあわせて行動しやすい、金沢駅まで徒歩2分のアクセスのよさがポイントです。

店内には木製のカウンター席、テーブル席があります。開放感があり、ひとりでも気軽に入りやすい雰囲気です。

金沢おでん盛り

2,180円(税込)
昆布と鰹からダシをとり、能登の塩と地元の日本酒で味を調えた、奥深い味わいのスープが人気のおでん。盛り合わせには、大根、車麩、赤巻き、梅貝など定番の具材が入っています。じっくり味をしみ込ませているので、噛むたびにダシの旨味が溢れる逸品です。

アツアツのおでんには日本酒がぴったり。石川県内各地のさまざまな地酒がおでんの味を一層おいしくさせます。輪島市で醸造される「ハイディワイナリー」のワインもオススメ。お酒好きな人は見逃せない、加賀料理とお酒を楽しめるお店です。

おすすめポイント

  1. 地元食材を使用したおでんや郷土料理が人気
  2. おでんにぴったりな地酒が豊富
店舗情報

【8位】デートや女子会にも「個室居酒屋 九十九 ーつくもー 金沢店」

全座席個室のプライベート空間で食事を楽しめる人気のお店。座席はすべて和モダンな雰囲気で、居心地がよくデートや女子会にオススメです。地元素材を使用した料理がおいしいと評判で、料理にあうお酒の種類が豊富に取りそろえられています。

金沢名物ののどぐろを使用した「のどぐろ飯」や「のどぐろのしゃぶしゃぶー小鍋仕立てー」や、合鴨と車麩を煮込んだ郷土料理「鴨治部煮」などが人気。キレのある地元の日本酒との組み合わせが最高です。
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