手作りする

売られているものはどうしても自分が求める糖質量に収まらない場合があります。そういった場合は、材料を工夫して手作りするのがおすすめです。

最近では製菓材料もお店やネットなどで手に入りやすくなり、低糖質に特化した商品もあります。レシピもネット上で気軽に探せるため、お気に入りのレシピを見つけて楽しんでみてもよいでしょう。

糖質制限にぴったりな低糖質スイーツ

食物繊維が多いもの

低糖質スイーツのなかには食物繊維を加えているものがあります。おからパウダーや小麦ファイバーのように糖質が少なく、食物繊維が多い材料を使うことで低糖質にしている場合と、難消化デキストリンやポリデキストロースのような食品成分を添加している場合があります。

いずれも糖質量を抑えたことと食物繊維のはたらきによって、血糖値が上がりにくくなるのも特徴です。(※5,6,7)

甘味料を使用しているもの

低糖質スイーツのなかには甘味料を使用することで血糖値を上げにくくしているものもあります。低糖質と書かれていても甘さに物足りなさを感じずに楽しめるのも特徴です。

甘味料も最近は種類が多く、それぞれ特徴があります。なかには普段の砂糖の代用品として売られているものもあるため、スイーツに入っている分だけでなく、普段から使うために成分が心配な場合は、よく調べてから購入しましょう。(※8)

糖質制限中に知りたいロカボとスイーツの関係

ロカボとは

ロカボは糖質制限の考え方のひとつで、無理せず日常生活に摂り入れることを目指す方法です。カロリー制限の場合は糖質かどうかに関わらず、食事全体を減らして我慢をすることが必要。

一方、ロカボは糖質の量に注目し、工夫して食べることで食後高血糖を抑えるのを目的としています。(※9)

糖質制限とロカボの関係

糖質制限は極端に糖質を減らしてしまうような方法も含まれるため、注意が必要です。糖質は摂り過ぎるのもよくないですが、エネルギー源として必要な栄養素のひとつでもあります。

ロカボは1食あたりの糖質の摂取量を20~40gとすることでおいしく、楽しく適正糖質を摂るような考え方です。(※9,10)

ロカボスイーツとは

低糖質なスイーツのなかにはロカボマークのついたものがあります。ロカボの考え方に沿って適正糖質の範囲に収まっているものにつけられており、購入したほうが計算して選びやすいように考えられたマークです。低糖質スイーツで迷った場合はこういった表示を参考にしてもよいでしょう。(※9)
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