ライター : macaroniリサーチ

好きな洋梨の種類はどれ?人気品種ランキングTOP10

やわらかな食感と上品な甘みが魅力の洋梨。口あたりもやさしく、子どもからお年寄りまでみんなに好まれているフルーツですよね。

では「ラ・フランス」や「ル・レクチェ」などさまざまな種類があるなかで、人気No.1はどれなのでしょう?みんなのお気に入りを調査すべく、macaroni 読者に投票型のアンケートを実施し、ランキングを作成しました。

本記事では1位から10位までの順位を発表しつつ、各品種の特徴や魅力などをお届けしますよ。

調査概要

対象:macaroni 読者
調査期間:2023年8月31日〜2023年9月14日
調査方法:macaroni ランキングで募集
(https://ranking.macaro-ni.jp/)
回答数:301票

5位 ゼネラル・レクラーク(16票)

1950年頃にフランスのパリ郊外で発見された品種。日本では青森県でおもに生産されており、全栽培面積の70%以上を占めています。

果実は1個あたり350〜550gほどとやや大きめ。なめらかで口あたりがよく、甘みと酸味のバランスにすぐれているのが特徴です。

なお収獲したては皮が緑色をしており、熟すと黄色く変化。よってすぐに食べる場合は、黄色〜黄褐色のものを選ぶとよいでしょう。

4位 フレミッシュ・ビューティ(17票)

1800年代初頭に、ベルギーのフランダースで発見された洋梨。平均450gほどの大玉で、ふっくらとした卵型をしているのが特徴です。

日本に伝わったのは明治時代。日の当たった部分が赤く染まることから、「日面紅(ひもこ、ひめんこう)」との名が付けられています。

果肉は乳白色で甘みが強く、やわらかな口あたり。果汁が多くて特有の芳香があり、さわやかな酸味を楽しめる品種ですよ。

3位 ゴールド・ラ・フランス(20票)

「ラ・フランス」の突然変異として、1950年代頃に発見された品種。栽培がむずかしく、生産量が少ないため、高級フルーツとして取り扱われています。

「ラ・フランス」が緑色であるのに対し、「ゴールド・ラ・フランス」は斑点(サビ)に覆われているのが特徴。熟すと金色に見えるため、この名が付けられました。

芳醇な香り、とろける舌触り、濃厚な甘みを楽しめるひと品。上品で贅沢な食べ心地が人気を集めていますよ。

2位 ル・レクチェ(23票)

リッチな芳香と濃厚な甘みを楽しめることから、“幻の洋梨”や“西洋梨の貴婦人”などの異名を持つ「ル・レクチェ」。まったりとろけるような肉質で、ザラつき感のないなめらかな舌触りを楽しめる品種です。

縦に長い瓶のような形をしており、大きさは350g前後。果皮にサビがなく、熟すと鮮やかな黄色になるのも特徴と言えるでしょう。

1903年頃にフランスから日本へ伝来。現在では道府県別生産量の80%ほどを、新潟県が占めています。
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