ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

韓国の名店監修。ローソン新作「サムギョプサル風ラーメン」が気になる

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ローソンから新作カップ麺「ハナムデジジップ監修 サムギョプサル風ラーメン」が発売されました。

韓国でサムギョプサルが人気の料理店「ハナムデジジップ」が監修したもので、人気メニュー「生サムギョプサル」の味を再現したもの。豚肉の旨味が溶け出した甘辛味噌味のラーメンをレビューします。

そもそも「生サムギョプサル」とは?

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※画像はイメージです
生サムギョプサルとは、流通段階から調理まで、一度も冷凍されていない豚肉を使ったサムギョプサルのこと。

一度冷凍された肉は風味が劣化してしまうため、なるべく生の豚肉を使うのが理想。冷凍されていない豚肉を使った、風味豊かでジューシーなサムギョプサルが味わえるのだそうです。近年韓国だけでなく日本でも生の豚肉にこだわる店が増えています。
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サンヨー食品「ハナムデジジップ監修 サムギョプサル風ラーメン」

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原材料は、油揚げめん、コチュジャン調味料やポーク調味料を含むスープなど。かやくは味付け豚肉、白菜キムチ、ねぎが入っています。

味付け豚肉、フリーズドライのキムチ入り

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お湯を注いで待つこと3分。麺の上にのったオレンジ色のものはフリーズドライのキムチ、茶色いものはサムギョプサルの主役、豚バラ肉です。

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キムチに豚肉に多めの青ねぎ。サムギョプサルを食べる際の必須アイテムが一堂にそろっています。

甘辛の味噌味。不思議な一体感!

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スープは味噌ベースですが透きとおっており、驚くほどすっきりした味わい。甘さ控えめでキレのある味噌味に豚肉の旨味が加わって、絶妙な味わいです。

スープそのものはすっきりしていますが、「仕上げの小袋」と呼ばれるオイルを入れることでコクが生まれ、サムギョプサルっぽさが増します。

サムギョプサルとラーメンというふたつの料理がいまいちつながりませんでしたが、甘辛味噌味のスープがサムギョプサルに巻く味噌の役割を果たしていて、はじめて食べるはずなのに謎の一体感。

生サムギョプサルの再現度は…

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麺は歯切れというよりもややもちもち感があり、食べやすい細ちぢれ麺。あっさりした味噌味のスープに、主張しすぎない麺がちょうどいいバランスです。

一度フリーズドライになっているため生サムギョプサル感が再現できているかは疑問ですが、ピリ辛のキムチやシャキシャキのねぎのおかげで、間違いなくサムギョプサルっぽさはありました。

日本の味噌ラーメンとはまったく違うけど、すっきりしたのどごしとピリ辛味は夏にぴったりの味わい。汗をかきながらずずっとすすりたいラーメンでした。
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