ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

韓国の屋台グルメ「ホットク」が冷たくなって登場!

Photo by muccinpurin

2023年7月2日(火)、セブン-イレブンから新作スイーツ「ホットク あんこ」が発売されました。SNSではじわじわと話題になっているようで「本当においしい」「すでに2個目」「食感がクセになる」という声が。

もちもち食感が特徴の生地でシナモンとはちみつを加えて炊き上げたあんを包み込み、香ばしい焼き目をつけた韓国屋台の定番スイーツです。
ホットクのレシピ記事はこちら▼

セブン-イレブン「ホットク あんこ」

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セブン-イレブンでは現在、「世界のセブン‐イレブングルメフェア」と称したフェアを開催中。世界18カ国の国と地域に展開するセブン-イレブンから、各国で人気のグルメが登場しています。本商品はそんなフェアの一部として発売されたひと品。

原材料は、こしあん、小麦粉、砂糖、みりん、塩、はちみつ、シナモンパウダーなど。わらべや日洋食品株式汽車が製造しています。

ホットクといえばアツアツのイメージだけど…

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直径10cmほど、日本のおやきよりも随分薄いのが韓国スタイル。韓国の屋台では鉄板にホットクの生地をのせ、「ヌルゲ」と呼ばれるプレス専用の道具を使ってぎゅーっと押しながら焼きます。そうすることで平らになり、中までしっかり火が通るようです。

筆者のイメージではホットクは焼きたてアツアツを食べるものだと思っていました。実際韓国に旅行した際も、明洞で売られていたのは焼きたてのホットク。中に砕いたピーナッツと蜜が入っていて、口の中を蜜でやけどしそうになりながら食べたものです。甘いものだけでなく、野菜やチーズが入ったしょっぱい系まで種類もさまざまです。

塩気の効いたもちもち生地があんことよく合う!

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本商品はひんやりと冷たいのが特徴。プリンやゼリーなどと一緒に冷蔵スイーツコーナーに陳列されていました。

半分に切ってみると、隙間なくあんこがびっしり。どこから食べてもあんこに行きつくようになっています。生地の部分は半透明でどことなくお餅っぽいような……。

餅のようにもっちもちの食感

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思った通り、生地の部分はかなりお餅に近い食感です。筆者が韓国で食べたホットクはもっと粉っぽく、薄いパンとお餅のあいだのような食感でしたが、セブン-イレブンのホットクはほぼ餅。歯切れがよく食べやすい餅です。

中にはほんのりシナモンが香る、甘さ控えめのあんこ。砂糖も使っていますが、はちみつの自然な甘さが際立っていてクドさがありません。シナモンの量が多すぎないので、スパイスが苦手な方でも食べやすそうです(シナモンラバーの筆者にはやや物足りなく感じました)。

生地にわりとしっかり塩気があるので全体的に味が締まり、薄いながら食べ応えがあるので小腹が空いたときにもちょうどよさそう。コーヒーともとてもよく合いました。

ひんやり冷たいホットクもアリ!

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生地が果てしなくお餅寄りで、もちもち食べ応えのあるセブン-イレブンの「ホットク あんこ」。筆者自身冷たいホットクは初体験でしたが、意外や意外なおいしさでした。

夏にひんやり冷たいホットクとコーヒーで休憩、なんて癒されそう。ほんのり効いた塩味もさっぱりしていて最後まで飽きずにおいしく食べられました。「世界のセブン‐イレブングルメフェア」期間中だけの限定販売なので、食べ逃さないようにしてくださいね!
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