管理栄養士が答える!しじみの栄養や効果に関するQ&A

Q. どれくらい食べるといい?

A. しじみの摂取量に基準はありません。

ただし、しじみの食塩は摂り過ぎに注意が必要です。しじみに豊富なオルニチンは、きのこからも摂取可能ですよ。しじみだけに偏らずに、バランスのよい食事を心がけましょう。(※1,13)

Q. 食べすぎるとどうなる?

A. 塩分過剰のおそれがあります。

しじみ100gの食塩は0.4gです。食塩の一日あたりの目標量は健康な成人で、男性7.5g未満、女性6.5g未満。しじみを食べすぎないことはもちろん、塩分控えめの味付けにすることも大切です。(※1,14)

Q. 冷凍しても栄養素は失われない?

A. しじみは冷凍により栄養素が増えます。

しじみは冷凍すると、うま味成分のコハク酸、グルタミン酸、グリシンをはじめ、二日酔い対策におすすめのオルニチンが増えるといわれています。(※9,11,12)

Q. 子どもや妊婦にも良い効果がある?

A. しじみは子どもや妊婦の方におすすめです。

しじみは発育に関わるビタミンB2をはじめ、ビタミンやミネラルが豊富。注意点として、ノロウイルス感染のリスクがあります。しっかり加熱して安全に味わいましょう。(※1,5,15)

しじみの栄養を活かして食べよう

しじみは栄養豊富で、二日酔い対策に役立つオルニチンも含みます。しじみの栄養を活かす食べ方は、味噌汁やスープなどがおすすめですよ。しじみを食べ過ぎると、食塩を摂り過ぎてしまうおそれがあります。バランスのよい食生活を基本とし、しじみは適度に摂り入れてくださいね。
【参考文献】
(2023/04/27参照)
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