ライター : 相羽 舞

管理栄養士

そら豆のカロリー・糖質量

カロリー糖質量
そら豆 1粒(4g)4kcal0.5g
そら豆 100g102kcal12.9g
(※1,2)
そら豆は1粒(可食部4g)あたり4kcal100gあたり102kcalです。カリウムや鉄といったミネラル、ビタミンB1や葉酸などのほか、食物繊維も豊富です。

そら豆は粒が大きいため、1粒約4kcalと意識しておけば、食べる際にカロリー調整しやすいですよ。

ほかの豆類と比べると

種類カロリー糖質量
大豆(ゆで)163kcal1.9g
小豆(ゆで)124kcal16.9g
枝豆125kcal3.8g
グリーンピース76kcal7.6g
スナップえんどう47kcal7.4g
(※1)
(※いずれも100gあたりの値です。)
名前に「豆」とつきますが、一般的に食べられるそら豆は野菜として売られています。大豆や小豆などの豆類と100gあたりで比べると、そら豆は比較的低カロリー。

枝豆、グリーンピース、スナップえんどうなどの野菜類とでは、枝豆よりはカロリーが低いですが、グリーンピースやスナップえんどうよりは高カロリーで、糖質量はもっとも高いです。

ダイエット中にそら豆を食べると太る?

そら豆は野菜類のなかでもカロリーや糖質量が高めです。糖質はエネルギー源となる栄養素ですが、摂りすぎて消費しきれない分は中性脂肪として蓄積されます。

そのため、ダイエット中は量を決めて食べることが大切です。(※1,3)

そら豆は一日何粒まで食べていい?

一般的に食べられるそら豆は未熟豆として「淡色野菜」に分類されますが、野菜としてはカロリー・糖質ともに高いです。また、豆類としては炭水化物が多いグループに分類されます。

厚生労働省の定める「健康日本21」で設定される豆類の摂取量は、一日あたり100gが目標。1食あたりでは33g程度で、そら豆を食べるのは8粒(約32g)程度が目安といえます。(※2,4,5,6)

そら豆を食べすぎるとどうなる?

ポイント

  1. カロリーや糖質の摂りすぎにつながる
  2. 腹痛やお腹が張る
  3. 便秘が悪化する
そらまめに豊富な不溶性食物繊維は、人によっては摂りすぎるとガスがたまったり、お腹が張ったりする場合があります。便秘の悪化につながるおそれも。特に、通常の食事のほかにサプリメントからも食物繊維を摂っている人は、そら豆の食べすぎに注意しましょう。

また、カロリーや糖質量の摂りすぎにつながるため、そら豆は適量を食べるように心がけてくださいね。(※7)

そら豆のカロリーを意識しよう

それだけでおかずやおつまみのひと品になるそら豆。おいしくてついついつまんでしまいますが、カロリーや糖質量が低くはないため、食べる量には注意が必要です。また、不溶性食物繊維が豊富なため、食べすぎるとお腹が張ることも。

一日に食べる量は8粒程度が目安です。ダイエット中は量を決めて食べるようにしましょう。
【参考文献】
※1 八訂食品成分表2021|女子栄養大学出版部
(2024/05/22参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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