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そら豆に含まれる栄養をくわしく解説!
そら豆の栄養
- ナトリウムの排出を促す「カリウム」
- 糖質の代謝をサポートする「ビタミンB1」
- 発育や発達に関わる「葉酸」
- コラーゲンの生成に重要な「ビタミンC」
- 排便をスムーズにする「食物繊維」
- 免疫に関与してはたらく「たんぱく質」
ナトリウムの排出を促す「カリウム」
そら豆には100gあたり、440mgのカリウムが含まれています。
カリウムの役割は、ナトリウム(塩分)とともに体内の水分を保持することです。さらに、ナトリウムの排出を促進する、神経刺激を伝達する、心臓や筋肉の機能を調節するといった作用もあります。(※1,2)
カリウムの役割は、ナトリウム(塩分)とともに体内の水分を保持することです。さらに、ナトリウムの排出を促進する、神経刺激を伝達する、心臓や筋肉の機能を調節するといった作用もあります。(※1,2)
糖質の代謝をサポートする「ビタミンB1」
そら豆には100gあたり、0.30mgのビタミンB1が含まれています。
ビタミンB1は糖質の代謝に関わり、ブドウ糖がエネルギー源になる際にも重要です。不足すると、食欲不振や疲労を感じるおそれが。ビタミンB1は玉ねぎやにんにくに含まれている「アリシン」と一緒に摂ることで、吸収率が高められますよ。(※1,3)
ビタミンB1は糖質の代謝に関わり、ブドウ糖がエネルギー源になる際にも重要です。不足すると、食欲不振や疲労を感じるおそれが。ビタミンB1は玉ねぎやにんにくに含まれている「アリシン」と一緒に摂ることで、吸収率が高められますよ。(※1,3)
発育や発達に関わる「葉酸」
そら豆には100gあたり、120μgの葉酸が含まれます。
ビタミンB群である葉酸は、細胞の生産・再生を助けるはたらきがあり、体の発育や成長に関わります。また、ビタミンB12と協力し赤血球の生産を助けるはたらきも。魚介類や海苔など、ビタミンB12が豊富な食品と組み合わせて摂るといいでしょう。(※1,4)
ビタミンB群である葉酸は、細胞の生産・再生を助けるはたらきがあり、体の発育や成長に関わります。また、ビタミンB12と協力し赤血球の生産を助けるはたらきも。魚介類や海苔など、ビタミンB12が豊富な食品と組み合わせて摂るといいでしょう。(※1,4)
コラーゲンの生成に重要な「ビタミンC」
そら豆には100gあたり、23mgのビタミンCが含まれています。
ビタミンCはコラーゲンの生成に重要な栄養素です。コラーゲン生成は骨や腱のほか、血管の健康にも関わり、ビタミンCの不足は血管がもろくなる原因になります。また、ビタミンCは体内でつくられないため、食事から摂取する必要があります。(※1,5)
ビタミンCはコラーゲンの生成に重要な栄養素です。コラーゲン生成は骨や腱のほか、血管の健康にも関わり、ビタミンCの不足は血管がもろくなる原因になります。また、ビタミンCは体内でつくられないため、食事から摂取する必要があります。(※1,5)
排便をスムーズにする「食物繊維」
そら豆には100gあたり、食物繊維が2.6g含まれています。
食物繊維は水に溶ける水溶性と、溶けない不溶性に分けられます。そら豆に含まれる食物繊維はほとんどが不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維には、腸を刺激してぜん動運動を活発にし、排便をスムーズにしてくれる作用がありますよ。
また、100gあたりで比較すると、ゆでそら豆の食物繊維は、生のそら豆の約1.5倍です。豆の食物繊維はゆでると増える性質があり、これはでんぷんの一部が加熱される過程で「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」に変化するためといわれています。(※1,6,7,8,9)
食物繊維は水に溶ける水溶性と、溶けない不溶性に分けられます。そら豆に含まれる食物繊維はほとんどが不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維には、腸を刺激してぜん動運動を活発にし、排便をスムーズにしてくれる作用がありますよ。
また、100gあたりで比較すると、ゆでそら豆の食物繊維は、生のそら豆の約1.5倍です。豆の食物繊維はゆでると増える性質があり、これはでんぷんの一部が加熱される過程で「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」に変化するためといわれています。(※1,6,7,8,9)
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