ライター : macaroni 編集部 内山

暮らし・フード&ドリンク担当ディレクター

安くておいしいと話題の「角上魚類」に潜入!

Photo by macaroni

魚屋チェーン店として人気を集めている「角上魚類」。元々は新潟にある店舗のみでしたが、関東にも日本海のおいしい魚を届けたいという思いで始まったそうで、群馬県高崎店から新潟県外へ展開をし、現在は22店舗まで拡大をしています。

新鮮な旬の魚から切り身、お寿司、惣菜、珍味などを扱い『新鮮で安くておいしい!』『いろいろな魚が手に入る』と好評で、遠方から来店される方も多くいるそうですよ。

広い店内に並ぶ豊富な魚に圧巻。オープンを待つお客様も

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群馬県にある高崎店に伺い、特別に開店前に入らせていただいたところ、広い店内に続々と商品が並び、外には開店を待つお客様がたくさんいらっしゃいました。

実際にオープンすると活気に溢れ、市場のような雰囲気に……!店長の吉永さん(以降吉永さんに統一)曰く、オープン時にいらっしゃる方は業者、飲食関係のお客様が多く、そのあと家庭用の魚を買いに来る方が増えるそうです。

この記事では、そんな「角上魚類」の魅力に迫るべく、吉永さんに種類の豊富さや安さ、新鮮さを保つ秘訣、おすすめ商品などをお聞きしました!

種類の豊富さ・おいしさ・安さの秘訣

関東にも魚屋さんはたくさんありますが、「角上魚類」にしかない強みがあると吉永さんは言います。

吉永さん:
『関東内の市場のみだと似たような種類の魚しか出てこないことが多いんです。当社は豊洲市場と新潟市場から毎日魚を納品しているため、日本海の魚種を品揃えできることが強みだと思います。

各市場にはバイヤーがいて、その日のうちに店舗に納品するので、旬の魚はもちろん、さまざまな魚種を新鮮な状態で販売しています』

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安さの理由はバイヤーにあり!

吉永さん:
『価格高騰の影響は多少ありますが、コストを抑えられているのは各バイヤーの頑張りですね。ジャンルごとに専門がいて、10名以上のバイヤーが日々交渉してくれています』

実は群馬県出身の筆者ですが、確かにこんなに採れたての種類豊富な魚は県内でなかなか見ることはありませんでした。来店が絶えず、常に賑わう店内。地域の方に愛されていたり、遠方から来店したりするのも納得です。

ここからは吉永さんに聞いた、おすすめ商品をご紹介します!

おすすめ1. 対面コーナーに並ぶ「旬の魚」

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対面コーナーに魚が並んでいる様子
吉永さん:
『その時期にたくさん採れるものは安くておいしいので、旬ものはぜひチェックしてほしいですね。対面コーナーに並べている魚は、採れた状態そのままで販売して、無償で調理加工をしています。

海の状況にもよりますが、今の時期は天然の真鯛やホタルイカがおすすめですね。時期によって売り場の拡販をしており、各部門で連携して商品化をしているので、ホタルイカは自家製の醤油漬けにしたものも販売しています』

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取材時に販売されていた大きな真鯛。価格は 1,500円(税込)/1尾

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店頭に並んでいた桜鯛(※)。実際に刺身用・切り身・アラに分けてもらい、調理加工してもらいました。家庭で一から捌くのは大変なので、新鮮な鯛がこの状態で手に入るのはうれしいですよね♪

(※)桜鯛……桜が咲く頃に水揚げされる、産卵期前の真鯛のこと

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自宅で作ったあら汁
刺身はそのままいただきましたが、新鮮そのものでプリプリ!切り身は塩焼きにし、ふっくらジューシーな仕上がりに。アラで作ったあら汁は、鯛の旨みが溶け込んだ贅沢な一杯でした。

この日は1尾1,500円で販売されていましたが、丸々楽しむにはかなりコスパが良く、大満足です!

おすすめ2. 新潟直送!「浜ゆで紅ズワイガニ」

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600円(税込)/1パイ
吉永さん:
『こちらの紅ズワイガニは、新潟寺泊本社のカニ場でゆでたものを送ってもらっています。家庭でカニをゆでるのは結構大変なので、その手間を考えると値段的にもお手頃かなと。水洗いすればそのまま食べられますよ』

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立派な紅ズワイガニの足にハサミを入れ剥いてみると、身がぎっしりと詰まっていました。プリプリな身は臭みがなく、カニの旨みを存分に楽しむことができましたよ。600円とは驚きです……!

その日おいしいものだけが店頭に並べられているので、いつもカニがあるわけではありませんが、どんなものがあるのか、これは行くたびに楽しみになりますね。
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