卵の価格高騰はいつまで続く？「高すぎて買うのをためらう」「それ以前に売っていない」の声

ライター : Asaki

webライター

この記事でわかること

鳥インフルエンザの拡大により価格が高騰している鶏卵。SNSでの声や農林水産省の資料を参考に、今後の見通しを調査しました。

卵価格の急上昇や在庫不足が指摘され、農林水産省によると全国平均価格は上昇傾向。価格高騰が落ち着くのは半年から1年かかる見通しで、消費者は工夫しながら対応しているようです。平飼い卵やブランド卵に注目する声もあり、価格上昇に対応する工夫が求められています。

鳥インフルエンザの影響で、食卓に欠かせない卵が値上がり

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コロナ禍や世界情勢などの影響で物価が上昇している昨今。とくに、食材の値上がりは家計に直接響くのでつらいですよね。

さらに最近では鳥インフルエンザの流行により、毎日の食卓に欠かせない卵が「かなり値上がりしている」と話題になっています。はたして価格高騰はいつまで続くのでしょうか？

SNSには「高すぎて買うのためらう」の声…品薄も問題に

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卵の値上がりについて、SNSでは「いつも200円以下だった卵が300円超えてる」「卵高すぎて買うのためらう」など悲鳴の声が続々。

さらに価格だけでなく在庫の少なさも指摘されており、「スーパーに通ってるけど卵がない」「高い以前に在庫がない」と卵を購入できなかった人の声も寄せられていました。

卵の全国平均の価格は？農林水産省によると…

農林水産省の「食品価格動向調査」によると、令和5年2月時点での鶏卵（サイズ混合・10個入り）の全国平均価格は262円。

昨年11月の平均価格は228円、今年1月の平均価格は244円と、昨年の秋頃から価格が急上昇しています。SNSで「300円を超えてた」という声が寄せられていることから、3月の平均価格はもっと上がるかもしれません。

卵が値上がりしている理由は？

そもそも卵がこれほど値上がりしている理由は、世界情勢によるエサ代の高騰と、鳥インフルエンザの感染拡大。

年明けには落ち着くだろうと見られていた鳥インフルエンザですが、今年に入ってからも感染が広がり、卵の生産が縮小してしまいました。

価格高騰が落ち着くのは半年から1年後…？

2023年2月14日（火）におこなわれた、農林水産大臣の記者会見によると「すでに鳥インフルエンザが収束したところでは、再生産に向けてヒナを導入している」とのことで、供給がいきわたるまでには「半年、あるいは1年近くかかるかも」とのこと。

これから成長して卵を産むと考えると、たしかに長い時間がかかりそうです。

野村農林水産大臣記者会見概要｜農林水産省

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事態に対する消費者の声と対策