ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

成城石井で人気の「自家製 小さな四角いミルクパン」

Photo by muccinpurin

成城石井で販売中の「自家製 小さな四角いミルクパン(ミルク・パヴェ)」。牛乳と卵、バターを使ったリッチな味わいが魅力で、手のひらサイズで食べやすいのが特徴。朝食やおやつに重宝する、あると便利な菓子パンです。

Photo by muccinpurin

原材料は、小麦粉(国内製造)、牛乳、液卵、バター、砂糖、生クリーム、イースト、食塩など。成城石井のセントラルキッチンで製造されています。

見た目のかわいさも魅力のひとつ

Photo by muccinpurin

直径約5cm、厚さ3〜3.5cm。正方形に近い四角ですがすべて同じ形というわけでもなく、多少形が歪んでいるのも手作りっぽくて好感が持てます。

ちなみにパヴェ(Pave)とはフランス語で石畳を意味し、パヴェ オ キャラメル(四角いキャラメル)やパヴェ オ ショコラ(四角いチョコレート)など、その形から名付けられる食べ物も少なくありません。

ミルク・パヴェも、牛乳を使った四角いミルクパンといったところでしょうか。

軽くリベイクがおすすめ!

Photo by muccinpurin

生地はスコーンよりはずっとやわらかいけれど、バターロールよりも固い感じ。ふたつ合わせるとコツンコツンと音がするような感じです。そのままでも食べられなくはありませんが、軽くリベイクするのがおすすめ。

サンドにしたいときの上手な割り方

Photo by muccinpurin

あいだにジャムを塗ったり具を挟んだりするときは、手で割るのがおすすめです。ナイフや包丁で切って断面が平らになるよりも、断面がぎざぎざになっていた方が味が馴染みやすい気がします。

側面にぐるりと一周フォークを刺してから手で割ると、ざっくりときれいに割ることができますよ。

Photo by muccinpurin

上記の方法でを用い、手で割ってみるとこんな感じです。

シンプルだから、食事用にもおやつにもいける

Photo by muccinpurin

断面がギザギザしているため、トーストするとその部分がカリカリになってよりおいしく感じます。ここにバターとはちみつをのせただけでもごちそうですよ。

ミルクパンの味わいは、シンプルなバターロールといったところ。バターロールほどバターが主張していないので、甘い系のジャムやはちみつはもちろん、生ハムやサーモンなどのおかずを挟んでも違和感がありません。

噛めば噛むほど牛乳のミルキーな風味が広がり、とてもリッチな味わいです。子供のおやつにもよさそう。ただし水分がそこまで多くないので、パンだけで食べる場合は牛乳や水など水分を一緒にとることもお忘れなく。

ジャムやクリームをはさんでもOK

Photo by muccinpurin

リベイクしたミルクパンにレモンカードを塗ってみましたよ。ほんのりと甘いミルクパンに、酸味のあるレモンカードがよく合いました。

ちなみに、砂糖と卵とバターが使われているため糖度が高く、焦げやすいのがネック。うっかりするとこのように焦げてしまうので、トースターの前から離れず焼いてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ