ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

台湾ラバー歓喜!干し貝柱のほんだしがカルディで買える

Photo by muccinpurin

カルディで販売され、台湾好きの間でちょっぴり話題になっている「味之素 ほんだし 干し貝柱だし」。台湾では家庭料理に欠かせない調味料のひとつで、台湾旅行のお土産にスーパーでまとめ買いをする人も多い人気商品です。

味の素が販売するほんだしは日本でもおなじみですが、中国産のほんだしは星貝柱がベースになっているのだそう。日本のほんだしと味の違いを比べつつ、ほんだし干し貝柱出汁を使って料理を作ってみましたよ。

中国で作られたほんだし。ほたての旨みが凝縮

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原材料は、食塩、砂糖、風味原料(ほたてパウダー、ほたてエキスパウダー)でん粉、酵母エキスなど。原産国は中国となっています。

味の素が「味之素」になっていたり、「厳選純正干貝使用」と表記されていたり、随所に散りばめられた漢字から中国産であることはわかりますが、パッケージデザインはほぼ日本のほんだしと同様で再現性の高さはもちろんのと、日本が誇る万能調味料が世界に羽ばたいていることを知れたようでうれしくなりますよね。

日本のほんだしと比べてみると違いは歴然

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干し貝柱だしと日本のほんだしを並べてみましたが、顆粒の粒の大きさから色合い、風味までまったく違いました。台湾版の方が色が薄くて粒が大きめ、日本のものの方が色が濃くて粒が小さめです。

日本で取り扱っているほんだしの主な原料はかつお節粉末とかつおエキスなので、名前こそ同じですがそもそも旨味の質が違います。したがって味も香りも違って当然ですね。

干し貝柱の旨味がぎゅっと凝縮されていて、お湯に溶かしただけで上品なスープに。二日酔いの朝に飲んだら最高なんだろうな、と直感的に感じました。ただの貝柱ではなく、一度干してあるため旨味が別格です。

干し貝柱の旨味全開!台湾ほんだしはこう使う

1. お湯を注いで中華風スープに

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「何も作る元気がない」「手軽においしいスープが飲みたい」というときにぜひ試して欲しいのが、ほんだしだけでできるスープアレンジ。お椀に乾燥わかめと刻みねぎ、干し貝柱のほんだしを入れたらお湯を注ぐだけ。ね、カンタンでしょ?

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ごま油をたらせばより中華っぽさが増しますが、あっさりとしたスープがお好みならほんだしだけで十分。むしろ、二日酔いの日なんてほんだしのやさしお出汁が胃に沁みて沁みて、よりいっそうおいしく感じられます。

二日酔いつながりで思いついたおかゆも試してみましたが、トッピングがなくても十分おいしい、そしてやさしい味わいのおかゆに仕上がりましたよ。日本のおかゆというよりは、アジア圏でよく食べられるしっかり食事になる系のおかゆです。刻んだ青ねぎを散らして黒酢で味変するのが最高でした。

2. ひと匙で炒め物がお店の味に!

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日本のほんだしを炒めものに使う機会はあまりありませんが、貝柱ベースのほんだしは炒めものにも大活躍。卵と小松菜だけのシンプルな組み合わせですが、干し貝柱の旨味が加わるだけで、グッと本場っぽさが増します。

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肉や魚介が入らない炒めものは物足りなくなりがちですが、干し貝柱が旨味食材の代わりをしてくれるので、動物性タンパク質系の素材がないというときでもパパッとひと品できちゃうのがありがたいですね。

しかもしょうゆやほかの調味料を使わなくても、ほんだしひとつで味がキマるので味付けラクラク、時短にもつながります。

特徴

  1. 干し貝柱の旨味が凝縮
  2. ほんだしだけで味決まる!
  3. 和洋中問わずさまざまな料理に使える

台湾ほんだしはカルディの通販でも買える!

日常の料理をひと匙で本格中華に変身させてくれる「味之素 ほんだし 干し貝柱だし」は、全国のカルディ各店またはカルディオンラインショップで購入できます。

カルディの店舗でも取り扱っているところが少ないようなので、店頭で見つけられない場合は通販で取り寄せてくださいね。
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