使えないグラニュー糖の状態

こんな状態のときは注意が必要

  1. 湿気・水分の影響で溶けている
  2. 全体ではなく一部分だけが変色している
  3. 虫がわいている
保存状態が悪いと、湿気や水分が入り込み溶けてしまうことがあります。水分を含んだグラニュー糖には細菌や微生物が繁殖しやすいので、その部分は処分したほうがいいでしょう。

また、一部分だけ変色している場合は外部から異物が入った可能性があるので、破棄するのが安心です。一方、全体が変色しているのはアミノ酸との結合で起こる「メイラード反応」という自然な現象のため、そのまま使って大丈夫ですよ。

グラニュー糖の保存方法

グラニュー糖の正しい保存方法

グラニュー糖の保存方法は、高温多湿を避けて冷暗所での保存が基本。湿気や虫を避けるため、密閉できる保存容器に入れて保管するようにしましょう。

窓際や水回り、火の近くなどは温度・湿度の変化が多いため、保存場所には向きません。また、グラニュー糖はにおいを吸収しやすい性質があるため、においが強いもののそばには置かないようにしましょう。

グラニュー糖の冷蔵・冷凍保存はNG

グラニュー糖の冷凍・冷蔵保存はおすすめしません。前述のとおり、グラニュー糖はにおいを吸収しやすいので、ほかの食品が置かれている冷蔵・冷凍庫で保管しないほうが無難です。

また、グラニュー糖を冷蔵・冷凍庫で保存しておくと、取り出した際に温度差によって結露が生じてしまうことがあります。グラニュー糖に水分が入り込む可能性が高くなるので、常温保存がおすすめです。

開封後のグラニュー糖の賞味期限

前述のとおり、グラニュー糖は保存状態さえよければ、基本的にはいつまでも保存できる食品です。開封後についても、正しく保存すればかなり長い期間保管しておくことができます。

そのため、開封後の保存期間の目安も特にありません。とはいえ、保存状態が悪いと傷む可能性が高まるので、保管の場所・方法については気を配るようにしてください。

グラニュー糖が固まったときの対処法

グラニュー糖は普段はサラサラとしていますが、固まって使いにくくなることがあります。この項ではその理由と、固まったグラニュー糖をもとに戻す方法について見てみましょう。
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