ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養学…もっとみる

監修者 : 竹内 弘久

杏林大学医学部付属病院 外科医

<学歴>2015年4月 杏林大学大学院医学研究科 卒業(外科系外科学 専攻) 2015年9月 医学研究科博士号学位 取得 <医師国家試験及び医籍> 1997年4月11日 第91回 医師国家試験 合格 …もっとみる

わかめを食べ過ぎるとどうなる?

酢の物やみそ汁の具の定番「わかめ」。日本人に馴染みのある食材ですが、食べ過ぎには注意が必要なんです。この記事ではわかめの食べ過ぎによるリスクを詳しく解説します。

もちろん、適量であれば健康に良いさまざまな作用が期待できます。例えば、わかめに含まれる成分が脂質の消化・吸収に影響を与え、動脈硬化性疾患の予防につながる可能性があることもわかってきているそう。

目安量を知って、上手に取り入れてくださいね。(※1)

わかめの食べ過ぎによる症状・リスク

食べ過ぎによる症状

  1. 腹痛や吐き気
  2. 下痢や便秘
  3. 甲状腺疾患のリスクが高まる
  4. 塩分の摂り過ぎにつながる

腹痛や吐き気

わかめをはじめとする海藻類は食物繊維が多く、消化の悪い食品です。消化不良になると、吐き気やお腹の膨満感など、体調不良につながるおそれがあります。

胃腸の調子が悪いときは、わかめの摂取を控えましょう。(※2,3)

下痢や便秘

わかめには不溶性・水溶性の食物繊維が含まれていますが、いずれも過剰摂取すると便通が乱れるおそれが。水溶性食物繊維は便をゆるくする性質があり、過剰摂取すると下痢を引き起こします。

不溶性食物繊維は便の量を増やすはたらきがあり、摂り過ぎるとお腹の張りや便秘につながります。(※4,5)

甲状腺疾患のリスクが高まる

わかめや昆布などの海藻類には、甲状腺ホルモンの生成に関わるヨウ素が多く含まれています。ヨウ素を摂り過ぎると甲状腺ホルモンが作られなくなり、甲状腺疾患のリスクが高まる場合があるため、注意が必要です。

甲状腺の機能が低下すると、便秘やむくみ、疲労感などの症状が現れます。(※6,7)

塩分の摂り過ぎにつながる

わかめにはナトリウム(塩分)が多く含まれており、食べ過ぎると塩分の過剰摂取につながります。100gあたりの塩分量は生のわかめで1.5g、水で戻した乾燥わかめで0.7gです。

塩分を摂り過ぎると、血圧が上がりやすくなるほか、むくみや口渇感といった症状が出ます。(※8,9)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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