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1位 野菜(80票)
深刻化するウクライナ情勢を背景に、農業に必要な肥料も価格が高騰。日本がロシアからの輸入に頼っていた尿素肥料や塩化カリウムを各国が買い控えるようになり、国際価格が3倍近くに上昇したためといわれています。結果、野菜全般が値上がりすることに。
特にキャベツや白菜などの葉物野菜は、葉を大きく育てるために多くの肥料を必要とします。よって価格の上昇が顕著で、今後さらに高くなる可能性も……。
特にキャベツや白菜などの葉物野菜は、葉を大きく育てるために多くの肥料を必要とします。よって価格の上昇が顕著で、今後さらに高くなる可能性も……。
6〜10位のランキング結果
ここからは6位から10位に選ばれた食材を、続けて紹介していきます。
6位 お菓子(24票)
天候不順、カカオ豆・油脂・ばれいしょなどの原材料価格高騰、物流コスト増などを背景に、さまざまなお菓子メーカーが価格の引き上げを実施。2022年1月には「カルビー」が「ポテトチップス」を約7〜10%、5月には「明治」が「アポロ」「きのこの山(袋)」「たけのこの里(袋)」などを約3〜11%値上げしました。
9月には「江崎グリコ」の「ポッキー」が162円から171円に、「湖池屋」の「カラムーチョ」「すっぱムーチョ」が145円から151円に値上げを予定しています。日頃からこれらをよく食べる人は、価格が上がる前にいくつか買い置きしておくのも手ですね。
9月には「江崎グリコ」の「ポッキー」が162円から171円に、「湖池屋」の「カラムーチョ」「すっぱムーチョ」が145円から151円に値上げを予定しています。日頃からこれらをよく食べる人は、価格が上がる前にいくつか買い置きしておくのも手ですね。
7位 小麦粉(23票)
日本が小麦を輸入する際は、食料原料の安定供給の必要から、政府が全量を買い上げ、製粉会社に売り渡す仕組みになっています。売渡価格は毎年2回、4月と10月に改定されるのですが、2022年4月期において、政府は17.3%の値上げを発表しました。
これを受け、各製粉会社が業務用小麦粉の値上げを次々と実施。「日清製粉」は2022年6月中旬以降から、強力系小麦粉を25kgあたり399円、中力系・薄力系小麦粉は25kgあたり351円の値上げを決定したそうですよ。
これを受け、各製粉会社が業務用小麦粉の値上げを次々と実施。「日清製粉」は2022年6月中旬以降から、強力系小麦粉を25kgあたり399円、中力系・薄力系小麦粉は25kgあたり351円の値上げを決定したそうですよ。
8位 オリーブオイル(22票)
原料産地の天候不順により、オリーブオイルの原料となるオリーブが不作。物流コストの上昇も相まって、2022年7月から各社価格の値上げを予定しています。
「日清オイリオグループ」は5〜30%、「昭和産業」は1kgあたり160円以上、「J-オイルミルズ」は1kgあたり120円以上の価格アップを発表。イタリア料理店はもちろん、パスタやピザなどをよく作る家庭にとっても大打撃なのではないでしょうか?
「日清オイリオグループ」は5〜30%、「昭和産業」は1kgあたり160円以上、「J-オイルミルズ」は1kgあたり120円以上の価格アップを発表。イタリア料理店はもちろん、パスタやピザなどをよく作る家庭にとっても大打撃なのではないでしょうか?
9位 パスタ 乾麺(21票)
小麦粉の価格高騰を受け、パスタや乾麺も値上がりの傾向に。2022年2月には、「日進フーズ」がパスタやパスタソースを約2〜9.5%、乾麺を約1.5〜5.5%値上げしました。8月には「昭和産業」が「スパゲッティ1.6mm結束タイプ」の価格を530円から567円へ改定し、家庭用パスタや家庭用乾麺を約3〜7%値上げする予定だそうです。
オリーブオイルだけでなくパスタも高くなってしまうとは……。イタリアンが好きな人は本当に困ってしまいますよね。
オリーブオイルだけでなくパスタも高くなってしまうとは……。イタリアンが好きな人は本当に困ってしまいますよね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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