ボンボローニに似てる！セブン新作「マラサダ」はふわふわ×クリームたっぷりの罪深いパン

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ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

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セブン-イレブンでハワイ名物「マラサダ」を発見！

Photo by muccinpurin

価格：172円（税込）

2022年6月7日（火）、セブン-イレブンから新作パン「カスタードクリームドーナツマラサダ」が発売されました。マリトッツォブームの次に来ると言われているボンボローニの流行りを受け、マラサダにも注目が集まっています。

ふんわり口どけのいいドーナツ生地に、コクのあるクリームをたっぷりと詰め、チョコレートでコーティング。カラーチョコとドーナツシュガーでおめかしした、ポップなビジュアルにも注目です。

実はポルトガル生まれ！マラサダとは？

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パッケージにも「ハワイ州観光局公認」というシールが貼られている通りマラサダはハワイ発祥のスイーツと思われがちですが、実はポルトガル生まれ。イースト菌で発酵させた生地を油で揚げ、グラニュー糖をたっぷりまぶして作られます。カスタードやチョコレートのクリームを詰めたものが有名ですよね。

原材料は、小麦粉、カスタード風味フラワーペースト、ショートニング、準チョコレート、砂糖、牛乳、卵など。

流行りの「ボンボローニ」とマラサダは、ほぼ同じ!?

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袋から取り出してみると、たっぷりのドーナツシュガーとカラーチョコレートがまぶされていましたよ。カラフルでポップなビジュアルに、なんだかワクワク。

ブームになっているボンボローニの定義を調べてみると、 “揚げた生地に砂糖をまぶし中にカスタードやチョコレートのクリームをたっぷりと詰めたイタリアの国民的スイーツ” とありました。国によって呼び方は違えど、見た目も作り方もマラサダとボンボローニはほぼ同じということになりますね。

気になる味は？ふわふわ生地がたまらない〜

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半分にカットしてみると、見るからに濃厚なカスタードクリームがたっぷり。クリームの量も多すぎず少なすぎず、ふわふわのマラサダ生地とちょうどいいバランスです。

揚げた生地にドーナツシュガーとチョコレート、カスタードクリームだなんて甘そう……との予想をいい意味で裏切る、ちょうどいい甘さ。思ったよりもドーナツシュガーが控え目で、表面をコーティングするチョコレートもビターなので、ドーナツのおいしさを邪魔せずいい塩梅です。

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中に詰められたカスタードクリームは、交じりっ気なしの濃厚タイプ。卵のコクとバニラが香るカスタードは、ふわふわのマラサダ生地と相性抜群。

ハワイ経験がなく人生何度目かのマラサダでしたが、油で揚げたふわふわ生地は罪悪感こそあれど、やさしい甘さで懐かしい味わい。カスタードクリームとカラフルポップなカラーチョコも相まって、幸福感マシマシでした。

過去にマリトッツォが流行った理由はいろいろとありますが、ふわふわの生地、たっぷりのクリーム、丸い愛されフォルムがその特徴。マラサダもその理由をすべて満たしているので、高い満足度を得られるのも頷けますね。