目次
小見出しも全て表示
閉じる
新陳代謝を促進する「葉酸」
ビーツ100gあたりには、葉酸が110mg含まれています。葉酸は細胞の生産・再生をサポートし、新陳代謝を促してくれるビタミンです。赤ちゃんの発育に重要なので、とくに妊婦の方はしっかり摂る必要があります。
また、葉酸はビタミンB12とともに赤血球を作るはたらきがあります。妊娠中の女性に限らず、男性や子どもも不足しないように摂りましょう。(※1,9,10)
また、葉酸はビタミンB12とともに赤血球を作るはたらきがあります。妊娠中の女性に限らず、男性や子どもも不足しないように摂りましょう。(※1,9,10)
肝機能を高める「ベタイン」
あまり聞きなじみがないかもしれませんが、ビーツにはアミノ酸の一種であるベタインが含まれています。ベタインは肝臓の機能を高める作用があり、肝臓に脂肪が沈着するのを抑えてくれますよ。
そのほか、ベタインにはコレステロール値や血糖値の急上昇を抑制する作用もあります。肝臓や血管の健康を保ちたい方におすすめの成分です。(※10,11)
そのほか、ベタインにはコレステロール値や血糖値の急上昇を抑制する作用もあります。肝臓や血管の健康を保ちたい方におすすめの成分です。(※10,11)
血圧の低下につながる「硝酸イオン」
ビートには、畑の土由来の硝酸イオンが含まれています。硝酸イオンは体内で一酸化窒素に変換されます。体内で血管を拡張する作用がある一酸化窒素は、血圧を下げるのに役立ちますよ。
また、一酸化窒素の作用のよって血管が広がると血流がよくなるため、冷え性やむくみの対策にもぴったり。硝酸イオンはビーツのほか、ほうれん草にも多く含まれています。(※12)
また、一酸化窒素の作用のよって血管が広がると血流がよくなるため、冷え性やむくみの対策にもぴったり。硝酸イオンはビーツのほか、ほうれん草にも多く含まれています。(※12)
ビーツのカロリーや糖質量
ビーツ1個(200g)あたり
エネルギー量(カロリー)……76kcal
糖質量……13.2g(※1,13)
糖質量……13.2g(※1,13)
ほかの野菜と比べると
鉄やポリフェノールなどさまざまな栄養が豊富なビーツですが、カロリーはほかの野菜より高いのでしょうか。100gあたりで比べてみましょう。
・ビーツ
エネルギー量(カロリー)……38kcal
糖質量……6.6g
・大根
エネルギー量(カロリー)……15kcal
糖質量……2.7g
・かぶ
エネルギー量(カロリー)……18kcal
糖質量……3.1g
・にんじん
エネルギー量(カロリー)……35kcal
糖質量……6.5g
・じゃがいも
エネルギー量(カロリー)……51kcal
糖質量……6.1g
ビーツはじゃがいもよりカロリーが低いものの、糖質量はもっとも高いです。大根やかぶと比べるとカロリーや糖質量は2倍以上。もちろんごはんやパンよりは低糖質なので気にしすぎる必要はありませんが、ビーツは比較的カロリーが高い野菜だと覚えておきましょう。(※1)
・ビーツ
エネルギー量(カロリー)……38kcal
糖質量……6.6g
・大根
エネルギー量(カロリー)……15kcal
糖質量……2.7g
・かぶ
エネルギー量(カロリー)……18kcal
糖質量……3.1g
・にんじん
エネルギー量(カロリー)……35kcal
糖質量……6.5g
・じゃがいも
エネルギー量(カロリー)……51kcal
糖質量……6.1g
ビーツはじゃがいもよりカロリーが低いものの、糖質量はもっとも高いです。大根やかぶと比べるとカロリーや糖質量は2倍以上。もちろんごはんやパンよりは低糖質なので気にしすぎる必要はありませんが、ビーツは比較的カロリーが高い野菜だと覚えておきましょう。(※1)
ビーツの食べ過ぎによるデメリットは?
ビーツに含まれる水溶性食物繊維を摂り過ぎると、下痢になるおそれが。前述したように、水溶性食物繊維には便をやわらかくする作用があるためです。
ビーツを摂る量に決まりはありませんが、一日に摂る野菜の量は350gが目安。そのうち120g程度はにんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜から摂るほうがよいため、緑黄色野菜でないビーツは一日に1個(200g)程度にしましょう。(※13,14,15)
ビーツを摂る量に決まりはありませんが、一日に摂る野菜の量は350gが目安。そのうち120g程度はにんじんやかぼちゃなどの緑黄色野菜から摂るほうがよいため、緑黄色野菜でないビーツは一日に1個(200g)程度にしましょう。(※13,14,15)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。