ツルムラサキの栄養に関するQ&A

Q. 妊婦はツルムラサキを食べてもいい?

妊娠中にツルムラサキを食べても、基本的には問題ありません。むしろツルムラサキは妊娠中に大切な葉酸やビタミンC、β-カロテンが多く含まれています。

レバーやサプリメントからのビタミンA摂取については、過剰に摂ると胎児の形態異常を引き起こすおそれがあると報告されていますが、ツルムラサキのような植物由来のβ-カロテンは、必要な量だけビタミンAに変換されるので、心配しすぎる必要はありません。

妊娠中もツルムラサキを上手に取り入れて、栄養バランスの良い食事を摂ってくださいね。(※2,3,14)

Q. ツルムラサキの栄養は加熱すると変化する?

ツルムラサキに豊富に含まれるビタミンCは、熱に対して不安定な性質があります。そのため、加熱によりビタミンCが失われることは避けられません。対策として、加熱時間がなるべく短時間になるように調節しましょう。(※5)

Q. ツルムラサキの食べ過ぎには注意が必要?

ツルムラサキに限らず、どんな食材でも過剰に食べるのは注意が必要です。ツルムラサキの場合、食物繊維が100gあたり2.2g含まれています。食物繊維は、一日あたり30歳〜49歳の男性で21g以上、女性で18g以上の摂取が推奨されています。

近年の日本人の食生活では、食物繊維が不足しがちなので積極的に摂りたい栄養素のひとつ。しかし、あまりに過剰摂取すると、軟便や下痢などのおそれがあります。(※2,15)

おいしいツルムラサキの選び方・保存方法

ツルムラサキの選び方

葉が濃い緑色で、肉厚かつツヤのある見た目がおいしいツルムラサキです。また、茎の切り口がみずみずしく乾燥していないこともポイント。葉が変色してたり、大きく育ちすぎたりしているものは、味が落ちるため選ばないようにしましょう。(※1)

ツルムラサキの保存方法

ツルムラサキは、乾燥に弱い野菜です。冷蔵庫で保存する場合、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーで包んで、野菜室で立てて保存しましょう。この際、空のペットボトルの下側を切り取って利用するのがおすすめ。

冷凍保存の場合、硬めにさっと塩ゆでし、水気を切ります。使いやすいように小分けし、ラップで包みジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵庫へ。保存期間はおよそ1ヶ月が目安です。(※1,16)

ツルムラサキの栄養を効率よく摂れるレシピ3選

1. ふわふわ。ツルムラサキと卵のスープ

ツルムラサキとふわふわ卵の組み合わせが最高なスープです。ツルムラサキに含まれるビタミンCは水溶性。そのため、スープにすれば溶けだした栄養素も余すことなく、すべて摂取できますよ。お好みでラー油をかけて召し上がれ♪ (※2,5)
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