ライター : china0515

フードアナリスト2級

国内最大規模の焼酎フェアが3月1日から全国各地で開催!

Photo by china0515

宮崎県が主催する焼酎を割材にしたカクテルウィーク「宮崎SHOCHU Mix Up Week 2022」が、2022年3月1日(火)から3月20日(日)の20日間にわたり開催。国内最大規模となる焼酎フェアで、北海道から沖縄まで全国234店舗で開催されます。

日本の伝統的な蒸留酒である “焼酎” は、“Koji Spirits” として世界から注目され、なかでも宮崎県は、7年連続で本格焼酎出荷量日本一。

宮崎県はこれまでも焼酎と食をテーマに、県外でフェアやイベントを実施。2020年は東京・銀座+TOKYOにて焼酎カクテルイベントを実施し、2021年には全国82店舗でカクテルウィークを開催しました。

今年のカクテルウィークは、昨年の約3倍の規模での開催。宮崎県からは24の蔵元が参加し、各蔵3種の焼酎を提供しています。全国のバーにて焼酎を使ったオリジナルカクテルが作られ、なんと500種類を超える焼酎カクテルが生まれたそう。第一線で活躍するバーテンダーによる焼酎カクテルを楽しめますよ。

名バーテンダーのオリジナルカクテルを試飲!

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カクテルウィークの開催に先駆けて、macaroni編集部もメディア向けプレイベントに参加してバーテンダーの作る焼酎カクテルを味わってきました。

プレイベントは虎ノ門ヒルズビジネスタワー3Fにある、「memento mori(メメントモリ)」。宮崎SHOCHU Mix Upのプロデューサー、南雲主于三(なぐもしゅうぞう)氏が2020年にオープンさせたカカオをテーマとするバーです。おしゃれで落ち着きのある店内でいただくカクテルは、絶品でした!

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プレイベントでは、3人のバーテンダーのみなさんがそれぞれ3種類の焼酎を使い、カクテルを目の前で作ってくれましたよ。

今回使用された焼酎は右から、寿海酒造の「麦高濃度貯蔵酒 人生悠々」、佐藤焼酎製造場「贅沢なくりリキュール」、松の露酒造「黒麹仕込み 松の露」です。

提供される焼酎その1「寿海酒造 / 人生悠々」

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麦高濃度貯蔵酒「人生悠々」は、厳選した麦焼酎を一定期間(2年以上)オーク樽でじっくりと貯蔵熟成させて、原酒に近い42度の高濃度のままブレンドし、封緘した本格麦焼酎。

樽貯蔵の熟成香、ほのかに甘みのある琥珀色の味わいが特徴です。飲み方は、お湯割り、水割り、オンザロック、チェイサーとともにストレートなどがおすすめですよ。

作ってくれたのは…

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「SPIRITS BAR Sunface SHINJUKU」/オーナーバーテンダー 江刺幸治さん
この「人生悠々」を使って素敵なカクテルに仕上げたのは、「SPIRITS BAR Sunface SHINJUKU」のオーナーバーテンダー江刺 幸治さん。

「人生悠々の特徴はなんといっても、アルコール度数が42度というところですね。40度を超えた焼酎は我々バーテンダーにとって扱いづらく、今まで使ったことがなかったので、バランスをとるのがむずかしかったというのが正直なところでした。

しかし、40度を超えた焼酎はひとつやふたつではなく、増えてきているので “焼酎カクテル” を作る文化になりつつあるのではないかと考えています。人生悠々はアルコール度数が高いため、麦の香りをしっかりと楽しめます。今回はこの麦の香りをパンに見立てて、カクテルを作りました」

あんぱんをイメージした「BreakBread(ブレイクブレッド)」

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“人生悠々” という名前にちなみ “朝食をゆったりと食べる” イメージで作られたカクテル。朝食で食べるパンということで「あんぱん」のイメージで餡子を使用。さらに、エスプレッソやマスカルポーネチーズなどを合わせて仕上げた一杯です。

ひとくち目からエスプレッソの香りがふわっと香り、香ばしさやまろやかな甘みが一緒に広がります。キレのある後味で、まさに朝食のようなカクテルですよ。

提供される焼酎その2「佐藤焼酎製造場 / 贅沢なくりリキュール」

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本格焼酎(栗焼酎)をベースに、宮崎県延岡市北方町の特産「栗」を手作業で1年から1年半かけて漬けこんだ、栗と栗焼酎の甘く華やかなモンブラン・リキュール。

香りとフルーティーな味わいが特徴です。飲み方は、冷蔵庫で冷やしてストレートやロック、牛乳割り、紅茶割り、さらにアイスクリームにかけるのもおすすめです。
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