減塩を意識して食事を楽しむコツ

減塩するコツ

  1. 減塩醤油を選ぶ
  2. だしを活用する
  3. 香辛料や酸味を活用する
  4. 醤油をつけすぎない

減塩醤油を選ぶ

通常の濃口醤油と比べて、減塩醤油を使うと、約6割の塩分量に抑えられますよ。今使っている醤油を変えるだけなので、手軽に取り組める方法といえます。減塩意識の高まりから、多くのメーカーで減塩醤油が販売されているので、試してみてはいかがでしょうか。(※2,4)

だしを活用する

天然の素材からしっかりとっただしを使うことで、薄味でもおいしく食べることができます。かつおぶし、昆布、しいたけなどの旨味を活用すると、塩分を含む調味料をたくさん使わずに済みますよ。ただし、市販の顆粒だしには塩分が含まれている場合があるため、栄養成分表示を確認してくださいね。(※19,20)

香辛料や酸味を活用する

こしょうやカレー粉、山椒などの香辛料を使うと、薄味にしても味にアクセントが出て食べやすくなります。また、塩分を含まない酢や果汁などの酸味を用いるのもおいしく減塩するひとつの手です。酸味や辛味、前述しただしの旨味などを組み合わせることで、味の相乗作用が期待でき、おいしく食べられますよ。(※19,20,21)

醤油をつけすぎない

調理の際に調味料を使いすぎないように気をつけても、食べるときに醤油をたくさんつけたりかけたりしていたら減塩につながりません。たとえば刺身のように醤油をつけて食べるものは、全体にたっぷりつけずに少なめにつけ、醤油をつけた側から食べると、少量でも味を感じられるのでおすすめです。(※19,22)

醤油の塩分に要注意!

醤油には、濃口や薄口のほか、白醤油やたまり醤油など、さまざまな種類があります。含まれる塩分量はそれぞれ違いますが、どれも塩分濃度は高く、使いすぎには注意が必要です。

減塩を意識した食事内容にするには、うま味の強いだし汁を活用したり、酢や香辛料を使ったりして味にメリハリをつけましょう。
【参考文献】
※15 八訂食品成分表2021|女子栄養大学出版部
(2024/03/06参照)
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