山芋を食べてアレルギー症状が出た場合の対処法

口まわりのチクチクするような違和感や全身の蕁麻疹など、アレルギーとおぼしき症状が出た場合、それ以上は山芋を食べないようにします。

口のまわりや手指に山芋のぬめりが残っている場合は、水でよく洗い流すか、濡らしたタオルでふき取ってください。

口腔内の症状が強い場合、口の中をさっぱりさせるためにうがいをしたり、水を飲んだりしましょう。

調理時に山芋でかゆみを感じたときの対処方法

山芋に含まれるシュウ酸カルシウムが原因で調理中に手がかゆくなってしまった場合は、手に付いた山芋やぬめりを、すみやかに水で洗い流します。

水だけではぬめりを取り除ききれない場合は、シュウ酸カルシウムを分解する作用のある酢で手を洗い流すか、お湯で手を洗ってください。シュウ酸カルシウムには熱に弱い性質があります。

詳しい対処法や、かゆみを事前に対策する方法は下記の記事で紹介しています。

山芋を食べてアレルギーが出た場合は食べるのを避けるべきか

山芋は、アナフィラキシーショックといった重篤なアレルギー反応を起こす可能性もゼロではない食品。そのため、アレルギー症状が出たら山芋の摂取を控えましょう

ただし、アレルギーの原因となる物質は熱に弱いため、加熱調理すれば食べられるようになるケースも。山芋に含まれる仮性アレルゲンも、加熱やあく抜きで対策することができます。

山芋は、生でも食べられる野菜ですが、アレルギーが心配なときは焼く、揚げる、煮込むなど、火を入れてから食べるようにしてみましょう。

しかし、アレルギーは体の調子が悪いときや、ストレスが溜まっているときに発症しやすくなるとも考えられています。そのため、食生活や睡眠リズムを整え、心身の健康を維持することもアレルギーを重症化させない対策に繋がりますよ。

山芋を食べて起こるアレルギー症状は何科を受診する?

山芋を食べてアレルギー症状が現れたら、アレルギー科のクリニックを受診します。子どもなら小児科に受診しましょう。

皮膚や粘膜の症状があるときは皮膚科、消化器症状があるときは内科を受診しても構いません。症状がひどい場合は、ためらわずに医師に相談してみてくださいね。

山芋のアレルギーに気を付けよう

山芋は、日本人にとって身近な野菜のひとつですが、アレルギーの原因となり得る食材です。さらに、山芋に含まれるシュウ酸カルシウムによって、アレルギー症状ではない皮膚のかゆみや痛みがもたらされるケースもあります。

山芋でアレルギーが起きる可能性があることを頭に入れておき、自分や家族に何らかの症状が出たとき、すぐに対処できるようにしておきましょう。

かゆみや違和感の対策には、加熱やあく抜きも有効ですよ。
取材・文/小原らいむ
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