ライター : leiamama

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ひな祭りにちらし寿司を食べる理由・由来

Photo by macaroni

3月3日はひな祭り。桃の節句ともいわれ、女の子の健やかな成長を願う行事です。ひな祭りにはちらし寿司やはまぐりのお吸い物、ひし餅、ひなあられなどをいただくのが定番になっています。

そもそもひな祭りにちらし寿司を食べるのはなぜなのでしょう。「寿(ことぶき)」を「司(つかさど)る」ということで、寿司は昔からお祝いの席で食べる縁起のいいものとされました。また、ちらし寿司に入っている具材も縁起物ばかりであることから、華やかなちらし寿司はひな祭りを祝う食べものとして定着していったのです。

ちらし寿司以外の食べ物については下記をチェック▼

ちらし寿司の具材の意味

ちらし寿司の具材の意味

  1. えび:腰が曲がるまで長生きできますように
  2. れんこん:穴から先を見通せるから将来の見通しがききますように
  3. 錦糸卵:卵の黄身は金色、白身は銀色を表し、財を成せまように
  4. にんじん:しっかりと根をはるように
  5. 豆:まめに(勤勉に)働き、まめに(丈夫で元気に)暮らせるように
何気なく食べていたちらし寿司の具材には、それぞれ意味があります。女の子の長寿や成長、繁栄を祈る気持ちでちらし寿司を作って、ひな祭りをお祝いしていたんですね。

食材が豊富になった現在では、ちらし寿司のバリエーションも豊富。ここでは、具材や調理法の違うさまざまなちらし寿司をご紹介します。難易度も参考に、自分好みのレシピを探してください。

子供にちらし寿司の由来をきかれたらこう答えてみて!

「どうしてひな祭りにちらし寿司を食べるの?」と子供に聞かれたら、どう答えますか?由来や意味をわかりやすく伝えられると、食事がもっと楽しくなりますよ。子供向けのやさしい説明の仕方を紹介します。

ちらし寿司ってどんなもの?

  1. ちらし寿司は、ごはんの上に色とりどりの具をのせた、お祝いのときによく食べるごはんだよ!お魚や卵、お野菜をのせて、見た目もきれいで楽しいんだ。ひなまつりやお祝いのときに、みんなで食べることが多いんだよ。

どうしてひな祭りにちらし寿司を食べるの?

  1. ひな祭りは女の子が元気に大きくなりますようにってお祝いする日なんだよ。ちらし寿司には、お魚や卵、お野菜などいろんなものを使っていて、元気に育ちますようにっていう願いがこめられているんだよ。

ひな祭りぴったり!華やかなちらし寿司レシピ

1. ハレの日のお祝いに。ちらし寿司

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縁起のいいちらし寿司はハレの日に欠かせません。具材のひとつひとつを丁寧に味付けすることで、奥深い味わいのちらし寿司になります。基本を覚えておけば、意外に簡単。ひな祭りやさまざまなお祝い事に、皆で取り分けていただきましょう。

2. 具だくさん!華やかばらちらし寿司

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見た目が華やかなばらちらし寿司は、パーティーの主役。お好みで具材のアレンジもできますよ。上手に作るコツは具材の大きさをそろえること。デコレーションが腕の見せどころです。色のバランスを考えながら、こんもりと盛ってくださいね。

3. かわいいひし餅♪ 三色ちらし寿司

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ひな祭りにおすすめのひし餅風ちらし寿司は、アボカド、ツナマヨネーズ、桜でんぶをすし飯に混ぜ込んであります。牛乳パックを使えば型取りは簡単です。かまぼこやサーモン、きゅうりをかわいくトッピング。食べるのがもったいなくなるちらし寿司です。
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