ライター : Terry Naniwa

編集・企画・ライター

食の世界を取材して30余年。グルマンならではの五感でセレクトした旬の味覚から、 次世代に伝えておきたい日本の食文化を発信中。食の都・大阪在住半世紀超...... 出汁のおいしさを追求…もっとみる

新米と一緒に食べたい!京漬物のおいしい5品

Photo by 西利

100余年ののれんを誇る西利漬物店からのれん分けを受け、1940年に誕生した京漬物の名店「京つけもの西利」。その本社は、JR京都駅から歩いて約15分、洛中・七条堀川の西本願寺前にあります。

「旬・おいしく、やさしく。」をテーマに製造から販売まで徹底した一貫体制で品質管理に注力している同社。本社1階の本店店舗には、千枚漬をはじめ、色とりどりのお漬物が並んでいました。

Photo by Terry Naniwa

(株)西利 通信販売事業部 部長 / 杉山栄一(すぎやま えいいち)さん
本記事では、そんな西利の販売部門を担っている杉山栄一さんに、新米を存分に楽しみたいこの時期に、ぴったりのお漬物をさっそく教えてもらいました。

1. やっぱりこれは外せない!京漬物の代名詞「千枚漬」

Photo by 西利

京の伝統野菜「聖護院かぶら」を専用のかんなで薄く削り、1枚ずつ丁寧に漬け込んで作られたお漬物。京漬物の代名詞とされ、進物にも使われる人気商品です。

「聖護院かぶらのさわやかな食感と千枚漬ならではの上品な甘みが、新米のおいしさを引き立てます。ぜひご飯と千枚漬を同時に食べてみてください。白米と千枚漬、白と白の絶妙なマッチングがお口の中で魅惑のハーモニーを奏で、京漬物の真髄を楽しませてくれます」

2. 秋茄子の旨味がうれしい「京のあっさり漬・茄子」

Photo by 西利

浅漬ブームの火付け役となった西利の「京のあっさり漬」。みずみずしい茄子本来の旨味をオリジナルの漬汁がしっかり受けとめています。

「鮮やかな紺色の茄子が食欲をそそります。茄子本来の旨味がご飯の旨味に重なる瞬間をぜひ感じてください。お漬物とご飯の相性の良さとはこのことかと、実感できるはずです」

3. 大根のみずみずしさを堪能!「京のあっさり漬・大根」

Photo by 西利

昆布床で文字通りあっさりと漬け込んで作られています。同じ大根で作る「たくあん漬」とは好対照のお漬物です。

「フレッシュな大根のシャキシャキ感がしっかり感じられ、ご飯のやわらかい食感との対比が楽しくなります。大根らしい口当たりの良さは、炊き立てのご飯から、おにぎり、お茶漬け、各種の丼物など、どんな米飯にもマッチしてくれる万能派です」

4. 上品な苦味が魅力。これぞ大人のお漬物「みぶ菜」

Photo by 西利

西利の「みぶ菜」は、京の伝統野菜「壬生菜」がもついぶし銀のような個性を、オリジナルの漬汁で存分に引き出したお漬物です。

「壬生菜独特の上品な苦味が、新米ならではの甘みをしっかり感じさせてくれます。まさに新米にぴったりのお供、大人のためのお漬物です。鮮やかな緑の色味は、千枚漬や大根など白いお漬物とセットで盛り付ければ、お皿に華やかさも演出してくれます」

5. まるで和風サラダ!新感覚のお漬物「たまねぎ」

Photo by 西利

新鮮なたまねぎを丸ごと昆布とカツオ節に漬け込んで作られている「たまねぎ」。たまねぎらしいシャリシャリとした食感がしっかりキープされています。

「その口当たりはまさに和風サラダ。お漬物の新境地とも言える味わいで、もはや添え物ではなく、立派なおかずとしても楽しめます。オニオン好きな方はぜひ一度試してください。たまねぎの新たな世界が拡がります」
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