ライター : macaroni 編集部

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バニラアイスにはもっとおいしい食べ方がある!

Photo by macaroni

アイスフレーバーの王道といえば、バニラアイス。懐かしさがありながら飽きることのないこの味は、冷凍庫から取り出してすぐのカッチカチなアイスをスプーンで削りながら食べても当然、美味なのですが……。もしかしてもっとおいしい食べ方があるのでは?そして、もしあるならばぜひ知りたい!

そこで、『マツコの知らない世界』(TBS系)出演をはじめ、メディアでも大活躍中のアイス研究家・シズリーナ荒井さんに、バニラアイスをより深く楽しむコツはないかと尋ねてみました。

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アイス研究家/シズリーナ荒井さん アイス食歴36年。5万個以上のアイスを食べ歩き、年間4,000種類のアイスを食す、日本最強のアイスマニア。また、アイスのおいしさを引き出すアイス研究家として、テレビ番組をはじめ、さまざまなメディアに出演。コンビニやスーパーに売っているアイスをよりおいしく楽しく食べる方法を紹介した『魔法のアイスレシピ』(KADOKAWA刊)も好評
「バニラアイスですか……、方法はもちろんあります。私が研究を重ねて編み出した、バニラアイスを最高に……いや、極上においしく食べるコツをお教えします。ぜひ試してください」

アイスに対して誰よりも熱い情熱をもったシズリーナ荒井さんに、5つのコツを伝授してもらいました。

その1. “食べごろ時間”を死守せよ

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「暑い日が続いているので早く食べたい気持ちはわかりますが、冷凍庫から取り出したばかりのカチコチアイスをすぐに食べるのは待ってください。なぜかというと、人の味覚は、冷たいものを食べるとき、食材が0℃に近いほどおいしく感じるようになっているからです。

実は、アイスにも“食べごろ”があります。私の一番好きなアイスは「エッセル スーパーカップ 超バニラ」(明治)ですが、食べるときはまず冷凍庫から冷蔵庫へ移し、70分待ちます。これは、あみんの名曲『待つわ』を聴きながら何度も試して見出した、このアイスが最高の食味になるまでの“食べごろ時間”。70分待つというルールを厳守することで、まるで工場でできたばかりの姿、本来のおいしさに近づくのです。

ちなみに、電子レンジを使うのは絶対にやめてください。レンジの熱で、アイスクリーム類に含まれるたんぱく質の分子構造が変化し、性質が変わって、味も変化してしまいます。バニラアイスのおいしさを満喫したいのであれば、“食べごろ時間”を死守しましょう」

バニラアイスの人気銘柄の“食べごろ時間”例

「クーリッシュ バニラ/140ml」(ロッテ)……35分
「モナ王 バニラ/160ml」(ロッテ)……48分
「爽 バニラ/190ml」(ロッテ)……60分
「ミニカップ バニラ/110ml」(ハーゲンダッツジャパン)……60分
「エッセル スーパーカップ 超バニラ/200ml」(明治)……70分
「MOW バニラ/140ml」(森永乳業)……72分

その2. 入荷直後に購入せよ

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透明の容器に入っているアイスを片手に残念そうなシズリーナ荒井さん
「乳脂肪分の高いものほどそうなのですが、バニラアイスは明るい照明が当たると乳脂肪の酸化による風味の劣化を引き起こします。つまり、お店のアイスストッカー(冷凍ショーケース)の中で光にさらされ続けたアイスは味も香りもかなり落ちているのです。遮光性の包装がされたものならダメージも大きくないかもしれませんが、透明な容器を採用している商品は特に酸化しやすいと言えるでしょう。

ですから、より新鮮な味と香りを楽しみたいのであれば、お店に入荷したて、段ボールから出したばかりのアイスを購入することをおすすめします。アイスの入荷日は、スーパーなら月曜日、コンビニは火曜日です。ぜひ覚えておいてください」

その3. 保存袋に入れて保管せよ

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「アイスは生き物……、人と同じように呼吸しています。だから、冷凍庫にほかの食材があればそのニオイを吸ってしまう。冷凍庫の中が臭かったらアイスも臭くなってしまうんです。

それを防ぐには、アイスだけを入れる冷凍庫を用意するか、ダブルジッパータイプの保存袋に入れての保管をおすすめします。

包装ごと袋に入れて、しっかりジッパーを閉めてから冷凍庫に保存してください。箱入りのアイスは箱から出して、保存袋に入れ替えてしまっておきましょう。これでニオイ移りをある程度防ぐことができます。

それでも、できればあまり放置せず、早く食べてあげてください。アイスは生き物ですから」

その4. 暗闇で食せ

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「先にも言いましたがアイスは光に弱いのです。当然、ちょっとした照明の光による酸化は食べている間にも進みます。では、それを防ぐにはどうすればいいか。

バニラアイスを食べるときは、遮光カーテンで日光を遮り、夜なら電気を消して暗闇の中で味わうようにしてください。“光の下で食べるアイス”と“暗闇の中で食べるアイス”の味には、雨ざらしのぞうきん柔軟剤を入れて丁寧に洗ったシャツくらいの差がでますよ」
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