その5. アルミスプーンでふんわりするまでよく混ぜよ

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「アルミスプーンは熱伝導率が高いので、使うとどんなにカッチカチなアイスでもすぐに溶け出します。このスプーンでよく混ぜてください。バニラアイスに空気を含ませるようなイメージで、このくらい(上画像参照)伸びるようになるまで数分間しっかり練りましょう。

食べたい気持ちを抑えてやりきったら、とろけるような口当たりと豊かな味わいに驚きますよ。アルミスプーンはカチコチのアイスを削って食べるためのものではありません!」

あの人気アイスをおいしく食べる方法

「クーリッシュ バニラ」(ロッテ)

Photo by toshio uematsu

「耳栓をして、目を閉じて食べてみてください。シャリシャリッとした微細氷の食感が骨伝導で頭の中全体に響きわたり、のどを涼やかに渡っていくのをより強く感じられます」

「モナ王 バニラ」(ロッテ)

Photo by toshio uematsu

※写真はイメージ
「トースターに入れて45秒焼くと、皮はサックサク、バニラアイスはふわトロという、まるで工場のできたてのような状態を自宅で再現できますよ。

ちなみに、「バニラモナカジャンボ」(森永製菓)を買うときは、セブン-イレブンで買うのが一番おすすめです。使われているアイスストッカー(冷凍ショーケース)の性能が高く、モナカがパリッパリの良い状態に保たれていることが多いように思うので」

ワンランク上のバニラアイスを味わおう

Photo by toshio uematsu

「いろいろお話ししましたが、バニラアイスをおいしく食べるうえでもっとも大事なのは、“食べごろ時間”を意識すること。冷凍庫で固まったままの状態を口にするのと、ある程度時間を置いて適切な状態になってから食べるのとでは、そのおいしさはケタ違いです」

食べたいときに長時間待つのは少々つらいですが、それだけでアイスがおいしくなるなら、これは試さないわけにはいきませんね。さすがのこだわりが詰まっていた、シズリーナ荒井さんのバニラアイスの食べ方。5つのコツをすべて実践し、至高のひと口を味わったなら、もうほかの食べ方では満足できなくなる……かもしれません。

※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります
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