離乳食(中期)の形状

かたさの目安舌でつぶせる固さ
(豆腐ほどのやわらかさ)
調理形態の目安2〜3mm角の大きさで粗くつぶす
(※1,3)
離乳食中期の形状は、すりつぶしていたものから、少しずつ粗くしていきます。

おかゆや野菜に加え、たんぱく質を含む食材の種類も増やしていきます。中期で食べられるようになるものは、赤身魚や鶏ささみなど。初期に食べられる、白身魚やしらすなども引き続き食べられます。

繊維が多い葉物野菜や、パサパサしがちな魚や鶏ささみなどは、水溶き片栗粉でとろみをつけると食べやすくなりますよ。

離乳食(中期)を与える時間とおすすめスケジュール

時間帯の目安スケジュール
6:00ミルクまたは母乳
10:00離乳食+ミルクまたは母乳
14:00離乳食+ミルクまたは母乳
18:00ミルクまたは母乳
22:00ミルクまたは母乳
(※1,3,4)
時間は各ご家庭であげやすいよう前後してかまいません。また、母乳は授乳のリズムに合わせて欲しがるだけ与え、ミルクは離乳食後に飲むほかに一日3回程度が目安です。

離乳食後期(3回食)の時間とスケジュール

Photo by 長曽我部 真未

離乳食(後期)の進め方

生後9ヶ月頃になってくると、手づかみをして自分で食べようとする様子がみられるようになります。

そのため、9ヶ月頃からは離乳食を一日3回食にし、食欲に応じて食べる量も増やしていきましょう。3回食の場合も、食事と食事の間を4時間ほどあけることを目安に時間を組みます。

また、9ヶ月頃から始まる手づかみ食べは、自分で食材を触る、握るという行動から食への興味や食べる意欲につながったり、摂食機能の練習になったりしますよ。手づかみ食べをはじめたからといって、すぐにひとりで離乳食を食べれるようになるわけではありません。焦らず赤ちゃんのペースで進めていきましょう。

手づかみ食べをはじめた最初は、自分で食べるため時間がかかったり、片付けが大変だったりします。汚れてもいい服で、新聞紙やシートを敷くなどの汚れ対策をとり、存分に手づかみ食べをさせてあげましょう。(※1,5)

離乳食(後期)の形状

かたさの目安歯ぐきでつぶせる固さ
(バナナほどのやわらかさ)
調理形態の目安5〜7mm角の大きさ
(※1,5)
後期の離乳食は、中期よりも少しかために仕上げます。味覚が発達してくる時期なので、いろいろな食品にチャレンジしてみてください。特に、鉄が不足しやすいので、赤身の魚や肉、レバーなどを取り入れましょう。

離乳食(後期)を与える時間とおすすめスケジュール

時間帯の目安スケジュール
6:00ミルクまたは母乳
10:00離乳食+ミルクまたは母乳
14:00離乳食+ミルクまたは母乳
18:00離乳食+ミルクまたは母乳
22:00ミルクまたは母乳
(※1,5)
母乳は授乳のリズムに沿って欲しがるだけ与え、ミルクは離乳食後に飲むほかに一日2回程度が目安です。
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