ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

ダイエットの基本は規則正しい生活を

この記事では、低カロリー・低糖質な太りにくい飲み物をご紹介します。ダイエット中に余計なカロリーを摂らないようにするには、0kcalの飲み物を選ぶことがポイントです。

しかし、紹介する飲み物を飲むだけで痩せるというわけではありません。太らないように飲み物の種類を意識することは大切ですが、食事の見直しもおこない、摂取カロリー量を調整してくださいね。

また、こまめな運動を心がけ、消費カロリー量を増やしましょう。(※1)

太らない飲み物4選

水100gあたりのカロリーは0kcal、糖質量は0gとダイエット中でも安心して飲めます。とくに常温の水や白湯を摂るのがおすすめです。内臓が温まり、代謝アップが期待できますよ。

また、軟水の水道水ではなく、ミネラルが豊富な硬水のミネラルウォーターを選びましょう。ダイエット中に食事量を減らすと不足しやすい、カルシウムを多く摂取できます。(※1,2,3,4,5)

炭酸水

無糖の炭酸水100gあたりのカロリーは0kcal、糖質量は0gです。炭酸水に含まれる炭酸ガスが胃のなかで広がると、満腹中枢が刺激されます。食べ過ぎ対策に役立ちますよ。

しかし、炭酸水を少量(100ml)飲むと食欲増進につながります。食事前に炭酸水を摂る場合、満腹感が得られるよう300~500mlを飲むのがおすすめです。(※6,7)

お茶類

お茶類の100gあたりのカロリー・糖質量を一覧で見てみましょう。

・麦茶
エネルギー量(カロリー)……1kcal
糖質量……0.3g

・ウーロン茶
エネルギー量(カロリー)……0kcal
糖質量……0.1g

・紅茶
エネルギー量(カロリー)……1kcal
糖質量……0.1g

・ルイボスティー
エネルギー量(カロリー)……0kcal
糖質量……0g

お茶類はいずれも低カロリー・低糖質。とくにルイボスティーやウーロン茶は0kcalなので、太らない飲み物だと言えます。なお、紅茶に砂糖やミルクを入れるとカロリーが高くなるので、ストレートで飲んでくださいね。(※8,9)

ブラックコーヒー

ブラックコーヒー100gあたりのカロリーは4kcal、糖質量は0.7gです。砂糖・乳成分が入るコーヒー飲料と比べるとカロリーは約1/10、糖質量は約1/12程度とヘルシー。

また、コーヒーを飲むと自律神経の活動が促され、脂肪の代謝が高まることが明らかになっています。ダイエットに役立てられるのもうれしいポイントです。(※8,10)
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