便秘対策に「食物繊維」

食物繊維は、人の消化酵素で消化できない物質のことを言います。整腸作用があり、便通を調えて便秘対策に。

また、脂質・糖・ナトリウムなどを吸着して身体の外に排出するはたらきがあるため、脂質や糖、血圧が高くなることによる病気の対策にも役立ちます。(※7)

強い抗酸化作用「スルフォラファン」

スルフォラファンには、強い抗酸化作用があり、活性酸素の発生やそのはたらきを抑制したり、活性酸素そのものを取り除いたりします。老化対策や肌の調子を整える作用、さまざまな病気対策になりますよ。

体内で解毒酵素がつくられる力を活性化するはたらきがあるため、肝機能を高めることにもつながります。(※4,8)

ブロッコリーの茎の栄養を活かす食べ方

ポイント

  1. 油と一緒に調理する
  2. 手早く加熱し、水にさらさない
  3. 汁物やスープで煮汁ごと食べる

油と一緒に調理する

β-カロテンは油に溶けやすく、水に溶けにくい性質を持っており、油と一緒に調理すると吸収率がよくなります。炒め物や揚げ物、油を使うドレッシングで和えるなどがおすすめの調理法です。(※9)

手早く加熱し、水にさらさない

ビタミンCや葉酸は、熱に弱く水に溶けやすい性質があります。ゆでるときや炒めるとき、洗うときなど、調理の際は短時間でさっと行いましょう。(※2,10)

汁物やスープで煮汁ごと食べる

熱に弱く水に溶けやすい性質を持つビタミンCや葉酸。煮たりゆでたりすると、水に溶け出す水溶性のカリウム。これらは、汁物やスープにして煮汁ごと食べると、栄養素を無駄なく摂取できます

また、スルフォラファンは熱には強い性質であるものの、水溶性であるため、同様に煮汁ごと食べるのがおすすめです。(※2,8,10,11)
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