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ひなまつりなど、春になると食卓に登場する機会が増えるはまぐり。もしはまぐりが余ったら冷凍保存こそおすすめ!賞味期限も旨味もアップするんです。今回は、はまぐりの冷凍保存の方法や解凍時のコツについて調べました。

はまぐりは冷凍保存で旨味UP!

2つの殻がぴったりと合うことから夫婦円満の縁起物とされるはまぐり。ひなまつりの際には、はまぐりのお吸い物が食卓に並ぶご家庭も多いのではないでしょうか。この時期が一番おいしいということもあり、春が来たことをを感じさせてくれる食材のひとつです。

ですが、汁物以外の使いかたが分からず、結局いつもムダにしてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。ですが、けっして安いとは言えないはまぐり。ムダにすることなく、おいしくいただくにはどのように保存すれば良いのでしょうか。

実は、はまぐりは風味を損なうことなく冷凍保存が可能なのです!日頃からはまぐりをはじめとする貝類の保存方法にお困りだった方には朗報ですよね。

しかも、活きた貝は冷凍すると危機を感じて、逆に旨味成分が増えるという話もありますから、冷凍しない手はありません。冷凍保存することで長期間保存が可能になり、食べたいときにサッと調理でき、しかも保存中によりおいしくなっているなんて一石二鳥!今回はそんなはまぐりの冷凍保存について調べてみました。

はまぐりの賞味期限は?

冷凍保存が可能だと分かったところで、実際どのくらい日持ちするのでしょうか。まずは賞味期限について保存方法別に見てみましょう。

冷蔵保存の場合の賞味期限

冷蔵保存の賞味期限は目安として2~3日です。

砂出し・潮抜きをした後、濡らした新聞紙に平らになるように包んで冷蔵庫の野菜室に入れましょう。水につけたままだと、はまぐりは活動し続けるので弱ってしまい傷みやすいそうです。必ず水から出してあげましょう

水からあげるとはまぐりは殻を閉じ、身を守ります。そして野菜室のような低温のところでは休眠状態になる習性があるので、生きた状態でおいしく新鮮なままキープできますよ。

冷凍保存の場合の賞味期限

冷凍保存時の賞味期限は2週間前後が目安とされています。保存状態によっては、2か月程度の保存が可能という見解もありますが、保存期間が長くなるにつれて殻が開くのに時間がかかるようになるため、できるだけ2週間程度で使い切るようにしましょう。

はまぐりの個体差や購入時の状態にもよるのでこれらの保存期間はあくまでも目安としてお考え下さいね。

はまぐりの冷凍保存の方法

長期保存が可能で、しかも旨味までアップするという嬉しいはまぐりの冷凍保存。ここからは、気になる冷凍保存の正しい方法とポイントをご紹介していきます。

真水で軽く水洗いし、砂抜きをしましょう

貝が苦手な理由によく挙げられる、噛んだ時のじゃりっとした感触。せっかくのおいしいはまぐりも、食べた瞬間に砂を噛んでしまったら残念ですよね。この残念さを払拭するのが砂抜きです。正しく砂抜きするだけで一段とおいしく食べられるのでこの手間は怠らないようにしましょうね。

まず軽く貝同士をこすり水洗いをし、殻についた菌やぬめりを落とします。その後、砂抜きをしましょう。

砂抜きは、はまぐりがひたひたになる程度の3%の食塩水に、貝ができるだけ重ならないようバットなどに平らに広げて入れてください。貝が水をぴゅっと出していたら、きちんと砂抜きできている証拠です。スーパーで購入したはまぐりは1時間程度でよいですが、市場で購入した物や潮干狩りで採ってきたものは一晩かけて砂抜きしましょう。

水からあげて潮抜きをしましょう

潮抜きすることで旨味が増すと言われています。時間を必要としますが工程はとっても簡単ですので、砂抜きの続きで潮抜きまでしてしまいましょう。

砂抜きが終わりましたら、はまぐりを水から出します。ザルにあげ、濡れ布巾をかけて1時間以上置いておくだけです。はまぐりが吸い込んだ潮を吐き出してくれます。これをするかしないかで味が変わるというので、これはやらないわけにはいきませんよね。

真空パックに入れて冷凍しましょう

ここまでできれば下準備は完了です。後は冷凍するだけ。潮抜きできたはまぐりを、ジップ付き保存袋や真空パックに平らになるように入れしっかり空気を抜いて、冷凍庫に入れましょう。

タッパーのままだと空気に触れたところが傷んでしまう可能性がありますので、しっかり密封してできるだけ空気が入らないようにすることがポイントです。生で使う際、余った貝を真空状態にして冷凍するだけで簡単に日持ちさせることができます。これなら調理時の時短にもなり、家事の負担が少し減りますね。

ボイルしてから冷凍保存する場合は?

はまぐりは生のまま冷凍保存する方法もありますが、ボイルしてから冷凍保存することも可能です。生のまま冷凍保存してしまうと、長期間保存すればするほど殻が開きにくくなるため、2週間程度で使い切るのが良いでしょう。ですが、ボイルした貝の場合はもう殻は開いてますので、もう少し長く保存してもよいかと思われます。

では、ボイルしてからの冷凍保存方法についてご紹介します。まず生のまま冷凍する際と同様に砂出し・潮抜きをした後、殻を洗って沸騰した鍋に入れましょう。貝が開き始めたら取り出して、鍋の中のアクや砂を丁寧に取り除きます。

冷凍保存容器に調理一回分の分量のはまぐりと汁を貝が浸るくらい入れ、冷ましてから冷凍庫に入れるだけでOKです。殻から中身だけ取り出して冷凍することも可能です。ゆで汁にもはまぐりの旨みが出ているので一緒に冷凍しましょう。すでにボイルしてあるので冷凍後に殻が開かなかったらどうしようというお悩みは不要ですね。

失敗したくない!美味しく食べられる解凍のコツ

きちんと冷凍していても、解凍する際に失敗してしまうこともありますよね。冷凍したはまぐりの解凍方法は大きく分けて2種類です。解凍してから調理する方法と、解凍せずにそのまま調理する方法です。それぞれの正しい方法とポイントをまとめてみました。

冷蔵庫や冷水などで低温解凍しましょう

冷蔵庫から使う分だけ取り出して解凍する、または流水にあてたり冷水につけて戻しましょう。自然解凍の場合は低い温度で解凍することによってドリップ(解凍時に出る水っぽさ)が少なくできます。焼きはまぐりなどはこの方法が良いですね。

また、ボイルしてから冷凍したはまぐりも冷蔵庫で解凍しましょう。せっかくですから煮汁も一緒に使って、潮汁など汁物に使用すると旨みも栄養も逃さずいただけますね。

解凍せずそのまま加熱しましょう

凍ったまま使う分だけ沸騰したお湯に入れて加熱しましょう。冷凍した貝類は、解凍せずにそのまま加熱すると、生の時のように殻が”ぱかっ”と開きます。この方法で貝が開かない残念感とさよならしましょう。潮汁やみそ汁、酒蒸しなどもこの調理法で可能です。煮すぎると固くなってしまうので、殻が開いたものから取り出すようにしましょうね。

冷凍保存ではまぐりを飽きずに楽しむ!

食べられる期間も限られており、けっして安いとは言えないはまぐり。余るともったいないし、かと言って一度にたくさん食べても飽きてしまいますよね。

保存できると分かっていれば多めに購入したり、潮干狩りの際にたくさん採って持ち帰っても心配がいりません。生の状態が一番新鮮で調理の際も失敗が少ないことは間違いありません。ですが、冷凍すると旨味成分が増すため、残りのはまぐりも上手に冷凍保存することでおいしくいただけますね。

いくつか守っていただきたいポイントはありますが、この手間はかける価値ありだと思います。春を感じられるはまぐり、ぜひこの保存方法を活用してみてくださいね。
▼凍らせて旨味UP!冷凍保存のおすすめ食材♩

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ちあき

育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも...

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