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冷蔵庫の野菜室って何のためにあるの?
一般家庭に冷蔵庫が普及しはじめたのは1950年代の後半。その後、1970年代には冷蔵庫とは別に独立した「野菜室」のある冷蔵庫が発売されるようになりました。
今や、野菜を買ってきたら「とりあえず野菜室へ」と当たり前のように使っている方が多いかと思いますが、野菜室が何のためにあるのかを知っていますか?
今や、野菜を買ってきたら「とりあえず野菜室へ」と当たり前のように使っている方が多いかと思いますが、野菜室が何のためにあるのかを知っていますか?
野菜室の機能
野菜室の機能の最大の特徴は、冷蔵室と温度や湿度が違う点です。メーカーや機種によりますが、冷蔵室はだいたい2~6℃ぐらい、野菜室は少し高めの3~8℃ぐらいに設定されています。そして、野菜の鮮度を保つために湿度も高めになっているのも特徴です。
また、数十年前の冷蔵庫は野菜室が一番下でしたが、最近の冷蔵庫は多くのメーカーで野菜室が真ん中に設けられています。これは、重たい野菜を取り出しやすいことと、頻繁に開け閉めするためかがまずに出し入れできたほうが使いやすいため。実際に使ってみると、やはり真ん中にあったほうが家事がスムーズにはかどりますね。
野菜でも違う!冷蔵室と野菜室の使い分け方法
冷蔵室に入れるべき野菜
キャベツやレタス、ほうれん草、小松菜、ニラ、白菜などの葉野菜や、ブロッコリー、カリフラワーなどは冷蔵室で保存するのがおすすめです。これらの野菜は、適温が0~5℃程度なので野菜室よりも温度が低い冷蔵室で保存すると鮮度をキープできます。
温度の高い野菜室で保存すると、葉野菜等に含まれるビタミンCが失われやすく、栄養価が下がってしまうとも言われています。
なお、葉野菜は乾燥しやすいので、新聞紙などに包んでから冷蔵室に入れましょう。
野菜室に入れるべき野菜
先ほどご紹介したように、野菜室の室温は冷蔵庫よりも少し高め。なので、暑い時期に旬を迎える夏野菜などは、野菜室で保存したほうが鮮度をキープできます。おもな野菜は、トマトやキュウリ、ナス、ピーマンなど。
果物ならスイカやいちご、ぶどうなど、またレモンも野菜室に入れるといいでしょう。
ただし、夏野菜は多少室温が高いところでも保存可能です。1週間以上保存したいときや、完熟している夏野菜は買ってすぐに野菜室に保存することをおすすめします。
果物ならスイカやいちご、ぶどうなど、またレモンも野菜室に入れるといいでしょう。
ただし、夏野菜は多少室温が高いところでも保存可能です。1週間以上保存したいときや、完熟している夏野菜は買ってすぐに野菜室に保存することをおすすめします。
野菜室に入れてはいけない野菜
野菜はすべて野菜室へ、と思われがちですが実は野菜室が適さない野菜もあるんです。その代表がさつまいもやかぼちゃです。これらの野菜は寒さに弱いので、野菜室に入れていても低温障がいによって傷みやすくなってしまいます。
同様に、玉ねぎやじゃがいもなども夏場以外は風通しの良い冷暗所に保存するのがおすすめです。
同様に、玉ねぎやじゃがいもなども夏場以外は風通しの良い冷暗所に保存するのがおすすめです。
整理整頓で使いやすく♪ 野菜室の収納方法
さまざまな形や大きさの野菜を上手に収納するには、ちょっとした工夫が必要です。2つのおすすめ方法をご紹介します。
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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