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緑色で栄養満点のピーマン。英語でなんて言うのかご存じですか?今回は知っているようで知らなかったピーマンについてのあれこれを特集します。これを読んだらあなたもすっかりピーマン通。ピーマンの英語での呼び方、語源などトリビアをまとめました。

ピーマンは英語でなんと言う?

冷蔵庫に常備されている身近な野菜の代表格、ピーマン。カタカナで書くので外来語ということはなんとなく想像がつきますが……ご存知ですか?「ピーマン」って、実は英語じゃないんです。

では、ピーマンは英語で何と言うのでしょう。今回はピーマンという言葉にまつわるちょっとした豆知識をご紹介しましょう。

さくっとピーマンについておさらい

原産地と旬

ではまず、ピーマンについておさらいしましょう。

ピーマンは、ナス科トウガラシ属の一種であり、一年草です。原産地は中南米の熱帯地方。世間一般に流通しているポピュラーな緑色のピーマンは、熟す前の状態で収穫されたものです。熟すと赤色になり甘味もグッと増すのですが、赤くなるまで相当数の日にちがかかるので、効率よく採れる緑色のピーマンが多く販売されているのです。

独特の癖があることから、ピーマンは子供に嫌われがちでしたが、昨今改良により苦みが少なくなり、健康野菜として人気を集めています。ピーマンの旬は5月〜9月頃、夏野菜の代表的な存在です。

歴史

原産地の中南米熱帯地方では、紀元前6500年頃にはすでにとうがらしが、食用の野菜として用いられていました。その後大航海時代に入り、コロンブスがとうがらしをヨーロッパへと持ち帰り、改良されて、ピーマンが誕生しました。

日本には16世紀にポルトガル人によって伝わってきたのですが、一般家庭に普及するのには長く時間がかかり、第二次世界大戦後にようやく栽培されるようになったので、日本でのピーマンの歴史はまだまだ浅いでしょう。

ピーマンの呼び名は3種類

実は、英語でのピーマンの呼び名は3種類あります。

比較的よく聞かれるのは「green pepper(グリーンペッパー)」。これは「緑のとうがらし」という意味です。次に「bell pepper(ベルペッパー)」。「ベルの形のとうがらし」という意味です。そして最後は「sweet pepper(スウィートペッパー)」。これは「甘いとうがらし」という意味です。

いずれもピーマンの特徴をよくあらわしていますね。あなたはどの呼び名が1番ピンときますか?

ピーマンはとうがらしだった

さて、とうがらしは英語で「hot pepper(ホットペッパー)」というのはご存じの方も多いことでしょう。ピーマンの呼び名と同じく「pepper(ペッパー)」が入っています。この、「pepper」という単語自体がとうがらしを意味しています。

先ほども触れましたが、ピーマンはナス科トウガラシ属。れっきとしたとうがらしの仲間で、とうがらしの辛みをなくすように品種改良されたものがピーマンなのです。そのため、ピーマンをあらわす英語には「pepper」という単語が使われているのです。

オーストラリアでも言い方が違う

また、同じ英語圏でもオーストラリアでは、ピーマンの呼び方が欧米とは異なります。オーストラリアでは、ピーマンのことは「capsicum(カプシクム)」と呼びます。これは、とうがらし全般を意味する単語です。オーストラリアでは、ピーマンは独立した野菜の種類ではなく、とうがらしの一種として認識されているということですね。ところが変われば呼び名も変わる、面白い一例です。

パプリカはなんと呼ばれる?

では、ピーマンとそっくりなパプリカは英語でなんと呼ばれているのでしょうか?

日本では「パプリカはピーマンよりも苦味が少なくて肉厚」というイメージがありますが、実は「ピーマン」と「パプリカ」そして「とうがらし」の違いを示すはっきりとした定義はないのです。そのため、英語圏では、辛みが強いとうがらしを「hot pepper」、甘味が強いとうがらしを「sweet pepper」と名前をつけたのですね。

さらに、ピーマンは形によっても分類されています。「シシ型」「ベル型」「シシトウ型」の3つです。私たちが一般的に思い浮かべる緑色のピーマンはシシ型、パプリカはベル型です。

パプリカのことを、アメリカでは「bell pepper」、オーストラリアではピーマンと同じく「capsicum」または「sweet pepper」、ニュージーランドでは「capsicum」と呼ばれています。パプリカひとつ取ってもさまざまな呼び方をするのですね。ちなみにヨーロッパでは、日本と同じく「パプリカ」と呼ぶ地域もあるそうです。

で、結局ピーマンは何語?

ピーマンは、お国によってさまざまな呼び方があるということはわかりました。では、このピーマンという呼び名は、いったい何語なのでしょうか?まさかの日本語⁉︎ ここでは、ピーマンという名前の由来を紐解いていきましょう。

スペイン語が由来

ピーマンの語源は、スペイン語の「pimiento(ピミュエント)」、もしくはフランス語の「piment(ピマン)」からきているといわれています。このふたつの言葉は、どちらも、とうがらしを意味します。

とうがらしが日本に伝わったのは江戸時代。甘みのあるとうがらし、いわゆるピーマンが伝わったのは、明治に入ってからでした。その後、甘味のあるとうがらしのことを、ピーマンと呼ぶようになったということです。ちなみに明治時代はピーマンのことを「西洋とうがらし」、または「甘とうがらし」と呼んでいたそうです。

おわりに

いかがでしたか?

メジャーな野菜でありながら、日本での歴史はまだまだ浅い「ピーマン」。今まで知らなかった秘密がいっぱいでした。ピーマンの呼び方は、国によってさまざまなんですね。

奥が深くて栄養満点のピーマン。今日の夕食はぜひ、ピーマンお料理をご用意してピーマントリビアで盛り上がってください!

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