伝統製法で手作りする専門店はただ一軒

伝統的な製法を守りながら、金平糖を手作りしている専門店はどんどん減ってしまい、現在では京都の「緑寿庵清水(りょくじゅあんしみず)」だけになりました。 「緑寿庵清水」は、伝統を守りつつ一子相伝の技を受け継ぎながらも、新しい金平糖づくりにも積極的に取り組んでいます。今ではその希少性と美しさ、いろんな種類のおいしい魅力のとりこになった、たくさんのお客さんが「緑寿庵清水」の金平糖を求めてお店へやってきます。

絶対食べてみたい!「究極のチョコレートの金平糖」

ガラス 3,600円(税抜)/桐箱 3,000円(税抜)
「緑寿庵清水」の本店のみ、なんと『究極のチョコレートの金平糖』を販売しています。扱いのむずかしいチョコレートを、職人技で18日ほどかけて金平糖に仕上げていきます。

常温でもチョコレートが溶けずに保存ができるという画期的なチョコレートの金平糖は、入手が困難なことで有名です。ギフトにも最適ですね。

店舗情報

■店舗名 :緑寿庵清水(りょくじゅあんしみず)
■最寄駅 :京阪電車 出町柳駅(2番出口)下車10分
■住所 :京都市左京区吉田泉殿町38-2
■電話番号:075-771-0755
■営業時間:10:00~17:00
■定休日:水曜(祝日は営業)
■参考URL:http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26005325/
■公式HP:http://www.konpeito.co.jp/

2週間かかる?金平糖作りのひみつ

小さな金平糖ですが、作るのにはとても時間がかかります。なんと1.5cmの金平糖をつくるのにおよそ2週間要します。砂糖の蜜を振りかけては乾かして、という作業を繰り返し、少しずつ大きくするのです。

金平糖作りには決まったレシピがなく、その日の気温や湿度に合わせて調整も必要です。そのため一人前の金平糖の職人になるには「コテ入れ十年、蜜かけ十年」と言われるほど、長い時間がかかります。これから金平糖を味わうときには、このことを思い出しながら大切にいただきましょう。

金平糖の基本的な作り方

金平糖はどうやって作るか知っていますか?金平糖の作り方について見てみましょう。

1. グラニュー糖を溶かす

グラニュー糖を大きな鍋に入れ、水で溶かします。グラニュー糖が溶けないようにかき回しながら、「糖蜜」と呼ばれる砂糖の液体を作ります。

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