渋生

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,000円(税込)
せっかく飲むなら渋谷区限定ビールを。ビール酵母、ワイン酵母、日本酒酵母という3つの酵母を用いることで、多様な文化が交流する“ダイバーシティ渋谷”を表現しているんです。醸造所はあの「COEDOビール」。クラフトビール好きも大満足のクオリティですよ。
店舗情報

8. 神宮前スパイス吞みのパイオニア「ヘンドリクス カリーバー」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

国立競技場から外苑前に抜ける通りの脇に佇む「HENDRIX CURRY BAR(ヘンドリクス カリーバー)」。店名はもちろん伝説のミュージシャン、ジミ・ヘンドリクスの名から。お店のロゴはグラフィックデザインを学んだ若林シェフ自らによるものです。

オープンは1993年で、2000年代前半からお酒に合わせたスパイス料理を提供しており、このエリアにおける「スパイス吞み」のパイオニアと言って良いでしょう。インド料理をベースにしつつも、独自の解釈と再構成がなされたカレーやスパイス料理。

黒板には旬食材を用いた料理もずらりと並び、カレー屋さんを超えてダイニングバーとしても素敵すぎるお店です。

茄子と梅干しCURRY

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

980円(税込)
多彩なカレーメニューのなかでも押さえておきたいのがこちら。グレービーのない、ドライな炒め物タイプのカレーです。なすの香ばしさに加え、コリアンダーシードの爽やかさ、梅の酸味、そして白胡麻の風味が重なり、酒の肴として最高なカレーに仕上がっています。

そのまま酒と合わせていただいても、ライス(税込320円)とあわせても良いひと皿です。
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9. 牡蠣とスパイスのマリアージュ「オイスターバー コーヴォ」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

代々木駅東口すぐの場所にある、活牡蠣と自然派ワインのお店。実はランチタイムにひと筋縄でいかないカレーを提供しているんです。

それはまさに、スパイスカレーと牡蠣との絶妙なマリアージュ。カレーにうるさい人も、牡蠣にうるさい人も、どっちも大満足できるひと皿を堪能あれ。

カキと季節野菜のスパイスカレー(サラダ付)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,100円(税込)
オイスターバーのカレーとは思えない本気度合い!べースのカレーは鰹をはじめ海鮮系と鶏ガラで出汁をとったサラサラタイプです。南インド的な着地で辛さもあり、これだけでなかなかの完成度。

メインの具材には大ぶりな牡蠣が3つ。季節によって最適な産地の牡蠣を用いているそうで、この日の牡蠣は播磨灘産。プリッとした食感とミルキーな味わいがたまりません。

さらにライスの上に鎮座するのはこれまた牡蠣のキーマ。牡蠣の水分だけで仕込んだ「無水キーマ」です。貝柱やワタも含め刻まれた牡蠣の旨味がダイレクトに感じられるのに加え、カルダモン、マスタードシードなどのホールスパイスもガツン。

これをベースのカレーに混ぜることで、出汁感・スパイス感・牡蠣感のいずれもが存分に楽しめるという素晴らしい仕様です。
店舗情報

北参道〜千駄ヶ谷の個性派カレーを満喫

音楽、ファッション、グラフィックデザイン、そしてスパイス。多様なカルチャーがクロスして生まれる、個性的なカレー店が密集しているのが、神宮前から北参道・千駄ヶ谷に至る「ダガヤサンドウ」エリア。この界隈でスプーン片手に一杯やっていれば、次のカルチャーが生まれる瞬間に立ち会えるかもしれませんね。

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