4. 玉ねぎ、ケッパーを入れてさらに火を通す

Photo by Makoto Kishita

粗みじん切りした玉ねぎ、ケッパーを加えます。玉ねぎの甘味、ケッパーの酸味がソースに移ったらできあがりです!

「めかじきは焼いてステーキで食べるのもいいですが、白ワインで煮ると酸味が加わってスッキリさっぱりした味わいになります。さらに、トマトを加えることでソースに旨味が増しますよ」

5. オリーブオイルをまわしかけ、ソースと乳化させる

Photo by Makoto Kishita

仕上げにエキストラバージンオリーブオイルを大さじ2杯ほどをまわしかけます。フライパンを揺すりながらソースを沸かし、しっかり乳化させてください。トマトに火が通ってしんなりするぐらいを目安にして。

6. イタリアンパセリを加え、盛り付ける

Photo by Makoto Kishita

みじん切りしたイタリアンパセリを加えます。鮮やかなグリーンと独特の爽やかな香りが、料理の味、そして見た目にアクセントをプラスします。

Photo by Makoto Kishita

皿にめかじきを置き、その上にトマト、玉ねぎ、ケッパーをのせるようにソースをかけたら完成です。

レストラン気分を盛り上げる!爽やかな味と美しい見た目

Photo by Makoto Kishita

トマトとケッパーの酸味とほんのりとした玉ねぎの甘味で、淡白なめかじきもペロリといただけます。ついつい焼き過ぎてパサツキがちなめかじきですが、このレシピならしっとりと仕上がりますよ。実際に火を入れ始めてから6分ででき上がりました!

「めかじきに限らず、さばでもおいしくできます。鮮度のいい魚で“食いしん坊風”をぜひ作ってみてください。魚を丸ごと1匹使ってもおいしくできますよ」と日髙シェフ。

筆者は手頃な値段で手に入れた小ぶりなたいで挑戦。切り身にすべきだったかと途中不安を感じながらも、魚を焼く、煮る過程で長めに火を通したところ、無事に酸味と旨味たっぷりの爽やかなひと皿ができ上がりました。

見た目にも美しいので、自宅でレストラン気分を味わうにも最適なお料理です。 ソースを最後までいただくためのパンもお忘れなく。

次回は最終回。「季節野菜とさば缶のパスタ」をご紹介します!

取材協力
取材・文/古川あや
撮影/木下 誠
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