ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

台湾で人気の「胡椒餅」を完全再現!

Photo by muccinpurin

台湾フェアを開催中のカルディで「胡椒餅の素」を見つけました。胡椒餅といえば、台湾の名物ファストフード。胡椒や八角を利かせたジューシーな豚肉あんを包んだ焼きパンで、日本人にも人気のメニューです。

数種のスパイスを使うため味付けが複雑なのが難点ですが、胡椒餅の素を使えば手軽に作ることができますよ。

カルディ「胡椒餅の素」

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「胡椒餅の素」267円(税込)
カルディで販売中の「胡椒餅の素」は、台湾名物の胡椒餅を手軽に作ることができる便利なキット。ガイドブックにも載るほど人気の台湾フードなので、台湾に旅行したことがあるならご存知の方も多いはず。

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本場の胡椒餅作りの様子
筆者も台湾を訪れた際は胡椒餅専門店の行列に並び、焼きたてをハフハフしながら頬張ったものです。今まさに釜から出したばかりの胡椒餅は格別のおいしさでした。

と、ここでひとつ疑問が。「我が家には胡椒餅を焼ける釜なんてない!」。そうです、胡椒餅は専用の窯の内側にペタッと貼り付けて高温で一気に焼くのがセオリー。しかし、筆者宅はもちろん日本中の多くのご家庭には、釜がないことが予想されます。

味付けや粉の配合はセットにおまかせ

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ご安心ください。カルディの商品はオーブンで焼けるお手軽スタイルですよ。胡椒餅の素には、胡椒たれとミックス粉が入っています。

ほかに必要な材料はブロックの豚肩ロース肉、小ねぎ、お湯、サラダ油、白ごまです。作り方と分量はパッケージ裏に記載されているので参考にしてくださいね。

実際に胡椒餅を作ってみた!

肉だねに味をなじませる時間を除けば、包んで焼き上げるまで約20分ほどでした。さっそく作っていきましょう。

1. 肉に下味をつける

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豚肩ロース肉をダイス状にカットし、専用の胡椒たれを混ぜ合わせて30分ほど置き、味をなじませます。胡椒たれは少量ですが、本場の胡椒餅の香りそのもの。スパイシーな香りが食欲を刺激します。

小ねぎは小口切りにして準備しておきましょう。

2. 生地をこねて肉だねを包む

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ミックス粉にサラダ油とお湯を少しずつ加えてこね、まとまったら3等分します。

通常は生地をこねてから包む前に寝かせる必要がありますが、サラダ油を使った伸びのいい生地は、続けて作業しても問題なさそうです。待ち時間が短いのでおやつにもぴったりですよ。

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3等分した生地に打ち粉をしながら麺棒で伸ばし、肉だねと刻んだ小ねぎをのせ、生地の端をつまむようにして包みます。よく伸びる生地なので技術がなくてもきれいに包むことができますよ。あんが溢れないよう、包み終わりの生地をしっかりとつまんで閉じてくださいね。
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