ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

三島食品のゆかり®三姉妹+ふたりが集合!

Photo by muccinpurin

いまや日本の食卓やお弁当に欠かせない存在ともいえる人気ふりかけ、三島食品のゆかり®シリーズ。

赤しそを使った「ゆかり®」をはじめ、青じその風味豊かな「かおり®」、たらこを使ったピリ辛の「あかり®」の三姉妹に、カリカリ食感がさわやかな「うめこ®」、さらには新作の「ひろし」が仲間入りし、さらにパワーアップ!

この記事では、あらためてゆかりシリーズの歴史や味わいを振り返るとともに、おすすめのアレンジもご紹介します。

1970年生まれの長女「ゆかり®」

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「ゆかり®」26g入り/140円(希望小売価格/税込)
まずは三姉妹の長女的存在、「ゆかり®」。赤しそ系ふりかけといえば、ゆかり®以外に思い浮かばない、と言っても過言ではないほどの超有名ふりかけです。筆者も子どものころからよくお世話になっていました。

調べてみると、ゆかり®が生まれたのは1970年とのこと。だ、大先輩!なんと50年以上の長きにわたり日本の食卓を支えてくれています。昔から変わらぬパッケージ……と思っていたら、実は数年おきに微妙にリニューアルしているのだとか。詳しくは、三島食品の公式サイトをチェックしてみてくださいね。

色、香り、風味にこだわったひと品

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契約栽培された赤しそのみを使い、色、香り、風味にとことんこだわることで、さわやかなしその風味と鮮やかな色合いを実現。開発時は色と風味をキープしたまま加工することに苦労したそうで、それを聞くとよりありがたみが増しますよね。

ごはんに混ぜてよし、パスタに和えてよしの万能アイテムは、揚げ物ばかりで地味になりがちなお弁当も、ゆかり®おにぎりを入れれば華やかに。まるで春が訪れたようにパッと明るくまわりを照らしてくれる、三姉妹のムードメーカー的な存在です。

ITEM

ゆかり®

¥110〜

三島食品のふりかけ

※2021年3月16日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

1984年生まれの次女「かおり®」

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「かおり®」15g入り/140円(希望小売価格/税込)
青じその香りを活かしたさわやかな香りが特徴の「かおり®」は、ゆかり®が発売されてから14年後の1984年に生を受けました。

姉のゆかり®と似ている点がありつつも、お茶漬けの素、天ぷらの衣、和え物、納豆のトッピングなど、さまざまなジャンルの料理になじむ立ち回りのうまさに、次女っぽさを感じます(あくまで筆者の妄想です)。

姉妹のなかでもピカイチのさわやかさ

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青じそと赤しそは同じしそでも別物と言っていいほど風味が異なります。ゆかり®と比べて清涼感がより一層強く、食欲がないときでもごはんが進みそうな、さっぱりとした味わい。アツアツごはんに混ぜ込めば、しそ独特のさわやかな香りが広がります。

公式サイトによると、ごはん約300gに対し、かおり®3~4g(小さじ2杯弱)が黄金比率だそうですよ。筆者のおすすめは、千切りの長芋にかけたアレンジ。さっぱりとした大葉の香りとシャキシャキの長芋の相性抜群です。

ITEM

かおり®

¥140〜

三島食品のふりかけ

※2021年3月16日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

2010年生まれの三女「あかり®」

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「あかり®」12g入り/140円(希望小売価格/税込)
2010年に発売された「あかり®」は、たらこを加工したピリ辛味のふりかけ。ピリリと辛い刺激的な味わいが、しっかり者の三女のイメージにピタリとハマります(重ねて言いますがあくまで筆者の妄想です)。

赤しそ、青じそに続き、たらこを使ったピリ辛味のあかり®が登場したときは、「そうきたか!」といい意味で期待を裏切られたものです。
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