給食の思い出蘇る！セブン「懐かしのナポリタンロール」は見た目に反して感動級のパンだった

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ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

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懐かしの味わいがセブンにお目見え！

Photo by muccinpurin

2021年3月2日（火）、セブン-イレブンから新作パン「懐かしのナポリタンロール」が発売されました。

シンプルなコッペパンに、ケチャップたっぷりのナポリタンをサンドしたど定番の総菜パン。しかしこの、ど定番っぷりがじつによかった。どこか懐かしいその味わいをお伝えします♪

懐かしのナポリタンロール

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「懐かしのナポリタンロール」170円（税込）

この度セブン-イレブンに登場した「懐かしのナポリタンロール」は、ナポリタンをコッペパンに挟んだシンプルな総菜パン。

セブン‐イレブンの総菜パンといえば、少し前に発売された「マリオのミックスロール」が記憶に新しいところ。ナポリタン、コロッケ、たまごサラダをロールパンにサンドした、ボリューム満点のパンでした。ナポリタンをサンドしたパンが流行る兆しかも……!?

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食べる前に原材料をチェック。マッシュルーム入りナポリタン、小麦粉、トマトミックスソース、砂糖、トマトケチャップ……と、特に珍しい材料を使っている様子はありません。

これといった特徴もないパンのように見えますが、それだけに感動が大きかったことをはじめにお伝えしておきます。

見た目ではわからないけど…ナポリタンがとにかくジューシー！

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見た目には伝わりにくいのですが、とにかくナポリタンがジューシー！お惣菜のナポリタンといえば、ソースは乾き、麺もパサついているのが相場です。あの冷え切ったパサパサ感が好きという方も少なくないと思いますが、そういった意見は一旦置いておきましょう。

ソースが渇いている様子もなく、麺も硬くならずやわらか。とにかく！先ほどフライパンでケチャップを炒めたばかりのようなナポリタンがとにかくおいしい。時間が経ってもできたての味をキープする秘密が気になりつつも、またひと口。

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ナポリタンの味を引き立てるためか、ロールパンはあくまでシンプル。給食に出たような軽くてふわふわのロールパンが、懐かしさをより演出します。

惣菜が少ない総菜パンほどがっかりなものはありませんが、ごらんの通りぎゅぎゅっとナポリタンが詰め込まれています。じつにパンの1/3以上がナポリタンで、カットした断面にケチャップが付くほどソースもたっぷり。総菜パンとしては完璧です！

思い出した、給食だ……！

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ナポリタンロールを食べるうち、懐かしさがどこに由来しているか思い出しました。そうです、給食です。

筆者が通っていた小学校では、ナポリタンの出る日には決まってロールパンがセットになっていました。ナポリタンをおかずにパンを食べるもよし、サンドして食べるもよし。まさにあの味です。地域によってはすでにサンドされた完成形で出されるケースもあるようですが、とにかく給食＝懐かしいで相違ありません。

とはいえ、給食で出たナポリタンより数倍クオリティが高く、懐かしさも相まってよりおいしく感じるから不思議。思い出に浸りつつ、最後は粉チーズをパラパラとかけて完食しました、ごちそうさま～。

“懐かしさ” に偽りなし！

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セブン‐イレブンの新作パン「懐かしのナポリタンロール」をご紹介しました。

塩パンや高級食パンなどパンにもブームがありますが、焼きそばパンやコロッケパンのような昔懐かしい総菜パンも根強い人気を誇ります。炭水化物×炭水化物の背徳感はあれど、やはり総菜パンは人の心をつかんで離しません。

シンプルだからこそこだわったナポリタンに懐かしさを感じるとともに、時間が経っても味が落ちない企業努力に感激のひと品でした。

※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。