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おかのりとは
おかのりはアオイ科の野菜で、葉や茎を食用にします。原産地は諸説あり、日本では奈良時代から栽培されていた「冬葵(ふゆあおい)」の変種とされています。葉は5方に広がる形で、表面がざらざらしているのが特徴。
生のまま刻んだり、葉を乾燥させてあぶると海苔に似た磯の香りがすることから、丘海苔(おかのり)と名付けられたと言われています。
生のまま刻んだり、葉を乾燥させてあぶると海苔に似た磯の香りがすることから、丘海苔(おかのり)と名付けられたと言われています。
「おかわかめ」「おかひじき」もある!?
おかのりに似た名前の野菜は、ほかにもあります。おかわかめは熱帯アメリカや熱帯アジアに自生するつる性の植物で、加熱するとワカメのような色や食感になるのが特徴。おかひじきは、日本各地の海岸や砂浜に自生していて、葉の様子がヒジキに似ていることから名付けられました。
おかのりの味わい・食感
おかのりは、生のまま包丁で細かく刻むと、海苔のようなぬめりが出てきます。また、葉を乾燥させてからあぶると、焼き海苔に似た風味になるのが特徴。青臭さやクセはほとんどなく、食べやすい野菜です。
おかのりの栽培方法と旬の時期
おかのりは、春と秋に種まきをおこないます。種は直接まいても、ポットで育苗しても良いです。寒さや暑さに強く、害虫が付きにくいため、初心者でも栽培しやすいのが特徴。収穫は、5月中旬~11月中旬頃まで。脇芽が伸びたら次々と収穫することができますよ。
おかのりの選び方・保存方法
選び方
おかのりを選ぶ際は、葉をチェックしましょう。手のひらよりも少し小さく、やわらかいものが食べやすいですよ。また、鮮度が落ちると葉が黄色くなってしまうため、鮮やかな緑色のものを選んでくださいね。
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