甘くてジューシー♪「クインシーメロン」の特徴や産地などを解説

ライター : ☆ゴン

「クインシーメロン」とは？

※画像はイメージです

クインシーメロンは、赤肉メロンを代表する品種のひとつです。1988年に、ヨーロッパ系赤肉メロン「ボレロ」と「アールス夏系7号」を交配させて生まれたメロンがはじまり。さらに「スーパタチブ」を交配して、優秀な赤肉だけを育成します。

それをまた、新宝玉系とふかみどり系の交雑種と交配させて、さらに育成を繰り返すのです。さまざまな品種と交配させたり、試行錯誤を繰り返したりしながら、翌年に生まれたのが現在の品種。

名前の由来は、「クイーン（Queen）」と「ヘルシー（Healthy）」という言葉です。女王を表す英語と、カロテンが豊富に含まれていることから、健康を表す英語を組み合わせて、この名がつけられました。

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クインシーメロンの特徴

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見た目

クインシーメロンの皮は、表面に網目があるのが特徴です。クインシーメロンやマスクメロンなどは、網目がないメロンと区別するために、「ネット系」と呼ばれています。果肉はサーモンピンクやオレンジ色で、きめ細かな果肉は厚く、歩留まりが良いことで評判です。

味わいと風味

クインシーメロンは、強い甘味と果汁がたっぷりなのが魅力です。生産者は、光センサー選果で糖度と熟成度をチェックし、糖度が14度以上のものだけを出荷します。いちごの平均糖度が10～11度なので、いかに甘いかがよくわかるはず。

口当たりがなめらかで上品なうえ、切り分けると甘い香りが広がり、とても贅沢な味わいを楽しめます。

食べ方

ほかのメロンと同じように、そのままいただくのがもっともおいしい食べ方で、メロン特有の香りやジューシーさを楽しめます。クインシーメロンは、皮が網目なので見栄えがするため、器として使うと豪華なデザートに変身。

ほかには、ピューレ状にしてシャーベットにしたり、ムースなどにアレンジしたりする食べ方もおすすめですよ。