おすすめの食べ方

Photo by 丸山夏名美

ナンプラー的に食してみようと、まずは味玉に。これは絶対に外しません。深く複雑な味でありつつ、ナンプラーのようなクセがないので、個性的な香りが苦手な人でもおいしくいただけるはず。 「ふく魚醤」の魅力が光る食べ方です。

Photo by 丸山夏名美

東南アジア料理の定番でもある“豚バラ肉の魚醤煮込み”にもチャレンジ。ふぐのお出汁としっかり仕込まれた魚醤の風味……。ここまではナンプラーに近いかもしれませんが、クセがなく深い味わいは、和の味を邪魔しません。日本酒(調理酒)と「ふく魚醤」だけというシンプルな味付けで、すばらしいでき上がりとなりました。
上品なお出汁が効いた調味料と考えれば、炊き込みご飯にも合うはず!スーパーで安売りされていた“真鯛のアラ”や山椒と一緒に土鍋で炊きました。たまたまアラがあったので加えましたが、魚がなくても充分お出汁が効いた炊き込みご飯になります。土鍋の蓋を開けた瞬間、深い香りが立ちこめるのは本当に幸せ。おこげまでおいしくいただきました。

商品情報

■販売者:ヤマカ醤油株式会社
■商品名:ふく魚醤
■内容量:100ml
■価格:1,296円(税込)

地形や気候の恩恵を受ける中国地方

「日本の絶品調味料めぐり」第3回目は、中国地方からお届けしました。中国地方は日本海と瀬戸内海に囲まれ、山地や平野部があるなど地形や気候のバラエティに富んでいます。そのためか、淡水に生息するぬかえび、瀬戸内のレモン、日本海と瀬戸内海に接する下関のふぐ(ふく)など、各地域ならではの原料を使用した逸品がそろいました。

第4回目の明日(12/31)はいよいよ大晦日!近畿地方から、年越し蕎麦にも活躍する芳香な薬味やタレなど4品をご紹介します。お楽しみに!
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
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