ライター : しばゆう

グルメライター

熊本名物「太平燕(タイピーエン)」とは?なぜ生まれた?

熊本名物のひとつ「太平燕(タイピーエン」。たっぷりの野菜と春雨を、あっさりしたスープといただく郷土料理です。熊本では、小さな子どもからお年寄りまで幅広い世代に愛されているソウルフード。

その歴史は古く、1930年頃に中国・福建省から来た人が作ったとされています。以来、熊本の中華料理店で、広く提供されるようになっていったそうです。

熊本でおすすめの「太平燕(タイピーエン)」9選

1. 押さえておきたい名店「麗郷(れいきょう)」

Photo by たかすばすば

「新水前寺」駅から徒歩約3分、熊本を代表する高級中華料理店のひとつです。オーナーシェフは、複数ホテルの料理長を務めた経験があり、名実ともに人気のお店。

高級感漂う店内にはテーブル席や個室があり、さまざまなシーンで利用することができます。料理のバリエーションも豊富で、特にディナーのコース料理(3,500円〜8,000円)が人気ですよ♪

タイピーエン

Photo by たかすばすば

1,100円(税込)
綺麗な盛り付けで上品に仕上げられた「麗郷」の「タイピーエン」。スープは、鶏ガラの旨みエキスがたっぷり出ていて、ふんわり胡椒が香ります。

食感が損なわれやすいエビやイカは、プリッとした食感がしっかり♪ もやし・白菜・人参などのシャキシャキ食感も相まって、かなりレベルが高いひと品です。
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2. 夜しか味わえない味「桃源 銀杏通店」

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「花畑町」駅から徒歩約3分。夜しか営業していないお店で、特に年配の方に愛され続けている名店のひとつです。

昔ながらの雰囲気が漂う店内には、カウンター席とテーブル席があります。お客さんが途絶えることが少なく、出前の注文もひっきりなしの人気ぶりですよ♪

太平燕

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780円(税込)
「桃源」の「太平燕」は、やや太めのちぢれ春雨麺を使用していて、やわかい食感が特徴的。スープは、豚肉の旨みがたっぷり感じられ、クリーミーでまろやかな味わいです。塩胡椒が濃すぎない点もおすすめポイント。

太平燕以外にも、皿うどんや焼きそばなどが人気で、筆者も何度も通う一推しのお店ですよ♪
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3. オフィスワーカーに人気の「藤園(とうえん)」

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「水道町」駅から徒歩約3分、国道3号線沿いに面しています。お店の近くはオフィス街で、お昼どきになるとサラリーマンやOLで賑わっていますよ。

中国風の飾り物やBGMが流れる落ち着いた店内には、カウンター席とテーブル席があります。中国出身のご夫婦が切り盛りしており、本場さながらの味を楽しむことができます♪
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