
ライター : 松本侑子
企業広報・インタビューライター
東京から家族で沖縄移住し、フリーライターとして活動を開始。沖縄の食を愛する1児の母。身も心も”かふぅ”(沖縄の方言で幸せ)な気分になる沖縄グルメをご紹介します。
沖縄南部の絶景カフェ「浜辺の茶屋・山の茶屋 楽水」
浜辺の茶屋は、オーナー稲福さんの「自然を壊すことのない設計で、自然と調和した村をつくりたい」という想いにより、村の構想第一弾としてオーナー自身で建設されたお店です。2020年現在は、姉妹店「山の茶屋 楽水(らくすい)」やヴィラなど、この地の自然を活かした7施設を営まれています。
「道路を挟んだ駐車場から店内に至るまでのアプローチ部分は、一歩店内へ足を踏み入れた時に飛び込んでくる景色の変化に驚きを与える演出を考えた設計デザインとなっています。」と教えてくださるのは店長の竹林さん。
店内は、入り口から浜辺まで続く階段を15段ほど降りた中座部分に位置。海の持つ本来の美しさを引き出し、より美しく見せるために考えられたこだわりが詰まります。
青い海を見渡せる、人気のカウンター席
カウンター席の小窓は6つ。どこに座るかで、6通りの眺めを楽しめます。「空くのを待ってでも窓から海を臨みたい」という方が多い人気席です。時間とともに変わっていく海と空の表情を臨みながら、自然の美しさを感じることができます。
「“さちばる”の魅力は、干潮満潮に合わせて表情がガラッと変わる海から、自然の営みを感じられるところ。海とともに空の景色も楽しんでいただけるように、サンセットを臨める設計がされています。」(竹林さん)
満潮の時間は、月の満ち欠けとともに変化するため、毎日小1時間ずつ、1週間では6時間ほどズレがあります。同じ時間に訪れても、違った景色に出会えるところも魅力です。
「浜辺の茶屋」こだわりのメニューを紹介!
自家製ココア、ハイビスカスとパッションフルーツのセパレートティー
「一杯一杯がチャレンジだと思い、楽しく作っています。席に運んだときの、わぁ綺麗!というお客様からの声と、召し上がる前に写真を撮っていただく光景を目にすると嬉しいです。」(竹林さん)
「自家製ココア」にもこだわりが。特製の原液は、ココアパウダーをお湯で煮込み水分を飛ばしながら、数時間かけて作られます。ミルクが混ざり合うことでクリーミーな味わいが楽しめます。
カンパーニュサンド
沖縄の新鮮な野菜とフルーツ、クリームチーズが織りなす唯一無二のサンドイッチは外せないひと品です。
ホットドッグ、自家製パンの三色トースト
表面はサクッ、中はふわっと焼き上げた「厚切りパンの三色トースト」。表を彩るのは、はちみつ・バター・ジャムの3つのトッピングです。最高のロケーションでいただく絶品のトーストで、至福の時間を。
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