ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

ローソンから “飲む” ティラミスが登場!

Photo by muccinpurin

2020年は飲む○○の当たり年。飲むチーズケーキにはじまり、飲むプリン、飲むピスタチオ(ピスタチオラテ)など、さまざまなスイーツドリンクが登場しました。

この度ローソンから発売された「ふって飲むティラミス」は、マスカルポーネチーズとコーヒーをベースにした、ティラミス風味のドリンク。2層のドリンクを振ることでとろとろなめらかなのどごしが楽しめるんだとか。さっそくシェイクしてティラミス感をチェックしてみましょう。

「ふって飲むティラミス」

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「ふって飲むティラミス」238円(税込)
「ふって飲むティラミス」は、ローソンで発売されていますが製造元は乳製品やドリンクを扱う東京めいらく。ティラミスの層を表現したシンプルかつ分かりやすいパッケージが目印です。

ティラミスは、かつて日本でも爆発的なティラミスブームを巻き起こしたイタリア生まれのドルチェ(デザート)。まろやかなマスカルポーネとコーヒー香る大人の組み合わせで人気を不動のものにし、いまではカフェやコンビニの定番スイーツになりました。

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ティラミスをあえてドリンクにする理由を考えてみると、一番のメリットはスプーンを使わずに手軽に飲めることにあるでしょう。ドリンクならば片手で手軽に飲むことが可能なので、移動中や忙しいときにもスマートにティラミスが味わえます。

原材料は砂糖、乳製品、牛乳、コーヒーエキス、ココアパウダー……ティラミスを作るときの材料とそう変わらない材料が並んでいます。アルコール度数1%以下ではあるものの、原料にマルサラワインを使用しているので、お酒が気になる方は気を付けてくださいね。

飲む前に4~5回振って完成

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ふって飲むティラミスは中で2層に分かれているので、開封前に4~5回上下によく振る必要があります。2層に分かれた様子が気になりつつも、おいしいティラミスになるように願いを込めてシェイクシェイク……。

ちゃんとティラミスだ!

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疑っていたわけではないのですが、飲んでみたティラミスが想像以上にティラミスだったので驚きました。ドリンクそのものにかなりとろみがあるので、飲み物以上に満足感があります。

これまで試飲した飲む○○はどれも素晴らしい完成度でしたが、やはりオリジナルに比べると満足度が低かったのも事実。ドリンクになることで食感や風味が失われるので仕方がないことなのですが……。

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それに比べて飲むティラミスはしっかりとティラミス。マスカルポーネのコク、コーヒーのビター感は本物のティラミスと比較してもそん色ありません。マスカルポーネ部分とコーヒーがしみ込んだスポンジ部分のコントラストが味わえないのは残念ですが、全体としてしっかりとしたティラミス感が伝わってきます。

さらに、隠し味に使ったマルサラワインの風味がオトナっぽい雰囲気を演出。マルサラワインがあるとないとでは味が変わってくるので、ふって飲むティラミスの名脇役であり味の核になっていました。

ティラミスは飲む、が新定番!

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マスカルポーネのコク、コーヒーのビター感、マルサラワインの妖艶な香りが利いた「ふって飲むティラミス」。デザートドリンクとしてはかなり再現度が高く、何より片手で気軽に飲めるのがポイント。これからティラミスは食べるじゃなく飲む時代になるかも!?
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。

商品情報

■商品名:ふって飲むティラミス
■内容量:200g
■価格:238円(税込)
■カロリー:1杯あたり185kcal
■販売場所:全国のローソン各店
※店舗によって、お取り扱いのない場合がございます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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