ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

セブンの新作チョコチャンクスコーン

Photo by muccinpurin

2020年11月24日(火)、セブン-イレブンから「チョコチャンクスコーン3個入」が発売されました。

おやつだけでなく、朝食にも重宝するスコーン。この度発売されたスコーンは、チョコレートチャンクをたっぷり混ぜ込んだ、甘いもの好きにはたまらない逸品です。

セブン‐イレブン「チョコチャンクスコーン」

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「チョコチャンクスコーン」159円(税込)
ケーキのような華やかさこそないものの、素朴な味わいでカフェやベーカリーでもよく見かけるスコーン。おやつや朝食用に自家製のスコーンを焼くという人も多いのでは?

セブン‐イレブンでも販売されているイメージでしたが、通常アイテムとしてのスコーンは取り扱いがないようです。

ミニサイズが3個入り

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セブン‐イレブンで販売されていますが、製造者は山崎製パン。材料には国内製造の小麦粉、ミルク風味クリーム、チョコレート……とあります。

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カフェでは、ひとつでお腹いっぱいになりそうなサイズのスコーンをよく見かけますが、セブン‐イレブンのスコーンは直径5cmほどのミニサイズが3個入り。厚みもそこまでないので、小腹がすいたときにパクッと食べやすそうですよ。

1個あたりのカロリーは118kcalでした。

噛めば噛むほど、の素朴系

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サクサク、ザクザク、ほろほろ……作り方や配合によって食感がまったく変わるのがスコーンの魅力ですが、セブン‐イレブンのスコーンは、そのどれでもなくやや硬め。断面の密度からも分かるように、ぎゅぎゅっと目の詰まった素朴な食感です。生地がそこそこ硬いので、小さな子どものおやつには向かないかもしれません。

「わぁ、おいしい~!」という派手さはないものの、噛めば噛むほど粉の香りが、パンそのものの風味が口のなかに広がり、まさに素朴でなつかしいおいしさです。ライ麦粉を配合しているようで、粉の風味をより強く感じますよ。

スコーンの専売特許である “口のなかの水分全部もっていく” パサパサ感は健在なので、コーヒーや牛乳などを用意して一緒にどうぞ。

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ミルク風味のクリームが入っているせいか、パンそのものはやや甘めです。生地の味わいをほかのパンに例えるなら、メロンの風味がないメロンパンに近いかもしれません。そこまで甘みが強くないので、朝食にも使えそうです。サイズが小さいので、サラダやおかずとワンプレートにしてもよさそう。

残念なのは、主役のチョコチップが表面だけでなかには練り込まれていないこと。そのまま食べてもいいですが、トースターで軽くリベイクすると生地がやわらかくなり、表面のチョコもカリッとろっとするので、ぜひ食べ比べてみてくださいね。

小ぶりサイズでおやつや朝食にも

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見た目の華やかさがなくとも、じんわりじんわりおいしいのがスコーンの魅力。セブン‐イレブンのチョコチャンクスコーンは、まさにそんな癒し系の味わいでした。

欲を言うなら砕いたくるみを入れるなど、食感や味わいにもうひと工夫欲しかったところ。とはいえちょうどいい食べきりサイズで、朝食やおやつに重宝しそうですよ。
※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。

商品情報

■商品名:7P チョコチャンクスコーン
■内容量:3個
■価格:159円(税込)
■カロリー:1個あたり118kcal
■販売日:2020年11月24日(火)以降順次発売
■販売場所:全国のセブン-イレブン各店
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