ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

ウワサの辛ウマスパイスを使ってみた!

Photo by muccinpurin

シビ辛ブームに始まり、ここ数年スパイスを使った料理に注目が集まっています。ひと振りで味や風味を劇的に買えてくれるスパイスは、まさに魔法の調味料。

今回ご紹介するのは、唐辛子を中心にガーリックパウダーやクミンを合わせた辛ウマスパイス「羊名人ふりかけ」。あらゆる料理をスパイシー味に仕上げてくれる、魅惑のミックススパイスっていったい……。

羊名人ふりかけ

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「羊名人ふりかけ」298円(税込)
日本橋にある中華料理店「古樹軒」が、ラム肉をおいしく食べるために開発し、ラム肉ファンのあいだで話題になった「羊名人(ようメ~じん)」。

羊名人が持つ辛さと旨さのバランスを保ちつつ、ふりかけるだけでさまざまな料理に使えるようアレンジされたのが今回ご紹介する「羊名人ふりかけ」です。

加熱なしでの使用が可能

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過去に発売された羊名人は、ラム肉になじませてから焼く、という加熱調理向けのアイテムでした。そのため、調理の手間がかかり、調味料として開発されたためやや塩分が多いのが難点でした。

一方で、今回ご紹介する羊名人ふりかけ最大の特徴は、かけるだけで加熱の必要がないこと。だから揚げ物やサラダ、ごはんやパンなど、好きなものにササッとかけるだけで、スパイスの恩恵にあずかれるというわけなんです。

辛い…だけじゃない!

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小皿に取り出した羊名人ふりかけは、いかにも辛そうな色合い。そして一味唐辛子に似たスパイシーな香りが漂います。原材料欄をチェックすると、唐辛子やクミン、五香粉、ブラックペッパーなど数種のスパイスがブレンドされています。

真っ赤なスパイスに交じって、白ごまの粒が見えますよ。ほかにもローストパン粉やフライドオニオンなど、味だけでなくサクサク食感が楽しめる材料が使われているようです。

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少量を味見してみると、スパイシー&クリスピー!唐辛子のピリっとした辛味が舌を刺激しつつも、ごまの香ばしさ、フライドオニオンやガーリックパウダーの旨みが感じられ、やみつきになる味わいです。

調味するスパイスではなく食べるスパイスなので、塩分は控えめに調整されているそう。辛いだけじゃないので、どんな料理とも相性がよさそうですよ。

羊名人ふりかけはこう使う!おすすめのレシピ

マヨでまろやか。ピリ辛ポテトサラダ

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ホクホクなめらかでおいしそうなポテトサラダに、羊名人ふりかけをオン!真っ白なポテサラが真っ赤に染まっていく様子はやや心苦しい気がしますが、ひと口食べればそのおいしさに驚きますよ。

羊名人ふりかけのピリ辛と、ポテサラのマヨネーズ味がベストマッチ。辛すぎないけどいつものポテサラよりも刺激的で、おつまみ感がアップします。やさしい味わいじゃ満足できない人におすすめのアレンジです。

ほかにもグリーンサラダにトッピングしてもおいしそう。かけるだけなのでさまざまなアレンジが楽しめそうです。

辛党さんにおすすめ。ピリ辛唐揚げ

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筆者がどうしてもやりたかったのが、唐揚げ×羊名人ふりかけのアレンジ。それだけで充分おいしい唐揚げに羊名人ふりかけで辛さと旨さをプラスしたら、どうなっちゃうんでしょう……。

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ポイントは、躊躇せず山盛りの羊名人ふりかけをかけること。ひと口頬張ると……鶏肉の旨みとスパイシーな刺激がズキュン!カリカリサクサクとした食感もプラスされ、ビールがぐんぐん進む味わいです。

食べ進むうちにだんだんと舌がマヒしてくるので、皿に残ったふりかけを付けながら食べるようになりますよ。このころにはすっかり羊名人ふりかけのトリコです。筆者はこのあと、チャーハンや焼きそばにふりかけてみましたが、いずれも問題なく辛旨アレンジが楽しめました。
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