美しい肌を保つ「ビタミンC」

セロリには、100gあたり7mgのビタミンCが含まれています。

ビタミンCには、肌を美しく見せる作用がありますよ。きれいな肌のもとともいわれるコラーゲンは、タンパク質にビタミンCと鉄がはたらきかけて作られます。また、シミやしわ対策も期待でき、美しい素肌を保つために必要な栄養素といえますね。(※1,7)

ストレスの緩和に「アピイン・セネリン」

セロリといえば爽やかな香りが特徴的な野菜ですよね。その香りの主成分であるアピインやセネリンには、精神を安定させる作用があるといわれています。また、頭痛の緩和やイライラやストレス対策にも作用が期待できますよ。(※8)

ほかの野菜と栄養を比べると

カロリー糖質カリウムβ-カロテンビタミンB1ビタミンB2ビタミンC
セロリ12kcal2.1g410mg44μg0.03mg0.03mg7mg
コリアンダー18kcal0.4g590mg1,700μg0.09mg0.11mg40mg
春菊20kcal0.7g460mg4,500μg0.10mg0.16mg19mg
チンゲンサイ9kcal0.8g260mg2,000μg0.03mg0.07mg24mg
(※1,9,10,11)
※100gあたりで算出
セロリの栄養をほかの野菜と比較してみましょう。

セロリは比較品目のなかで、一番糖質を多く含んでいることがわかります。その量は春菊の3倍にもなります。また、β-カロテン、ビタミンB2、ビタミンCは、もっとも低い値となっています。

茎だけじゃなくセロリの葉も栄養たっぷり

セロリといえば茎を食べることが多い野菜ですが、じつはセロリの葉は栄養価が高いといわれていますよ。

セロリの葉に含まれるβ-カロテンは茎の2倍にもなるといわれています。さらにセロリの葉にはビタミンB1やビタミンB2、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維などが茎よりも多く含まれているとされています。(※8)

セロリの栄養を逃がさない効果的な食べ方

効果的な食べ方

  1. 生のまま食べる
  2. 汁物にして食べる
  3. 油と一緒に調理する

生のまま食べる

セロリの栄養を逃さないためには、生のまま食べると栄養をダイレクトに摂取可能です。

セロリに含まれるビタミンCは熱に不安定な性質をもっています。そのため、調理することなく生のまま食べると、より効率的にビタミンCを摂取できますよ。(※1,7)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ