芋好きが太鼓判！カルディ「安納芋バウムクーヘン」は一個ひとり占めが正解

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ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

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安納芋バウムクーヘン

Photo by muccinpurin

「安納芋バウムクーヘン」329円（税込）

カルディのバウムクーヘンといえば、季節ごとにさまざまな素材を使って発売される隠れた人気商品。旬を感じられる素材のチョイスはもちろん、直径14cmほどのサイズが約300円とコストパフォーマンスのよさも評価されています。

この度発売された安納芋バウムクーヘンは2019年秋にも発売され、秋の訪れとともにカムバックしてきました。

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パッケージから取り出してみると、さっそく安納芋の甘い香りがふわっ。安納芋はさつまいものなかでも特に甘みが強く、焼いたときにまるで蜜が入っているように糖度が高くなることから “蜜芋” とまで呼ばれています。

例年秋になると栗、かぼちゃ、さつまいもスイーツを数多く見かけますが、特に今年はさつまいもスイーツではなく、 “安納芋スイーツ” をよく見かける気が……。ただのさつまいもより、銘柄を表に出していた方がグッと魅力的ですよね！特にそれが人気銘柄の安納芋ならば、買わない手はありません。

思った以上に安納芋！

Photo by muccinpurin

ホールごといきたいところですが、小さくカットしていただきます。

食べてみると、まるで安納芋のような甘さが口いっぱいに広がります。砂糖の甘さとも蜂蜜の甘さとも違う、安納芋独特の自然な甘さです。

さつまいもの色とバウムクーヘンの色がかぶるため、見た目は一般的なバウムクーヘンそのものですが、思った以上にしっかりと安納芋を感じますよ。

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焼き菓子のなかでもバウムクーヘンは水分が少ない方なので、多少パサつきはあります。スポンジケーキやシフォンケーキのようにふわふわではないし、パウンドケーキのようにしっとりということもありません。

ほろほろとした素朴な食感こそがバウムクーヘンの魅力だと思いますが、まさにその食感。ずっと食べていられるしみじみとしたおいしさで、牛乳片手に食べたくなりました。

これまで同シリーズのバウムクーヘンをいくつも食べてきましたが、今回がもっともしっくりと素材の味を表現できているように感じましたよ。これは、芋好きにはたまらない味わいです。

無糖ホイップを添えるとバランスよし！

Photo by muccinpurin

お好みはあると思いますが、筆者にはやや甘めだったので、無糖のホイップを添えてみました。

そのままでも充分おいしい安納芋バウムクーヘンが、無糖ホイップを添えることで甘さ控えめになり（ただしカロリーは増えますが）、全体として味のバランスがよくなりましたよ。

ゆるく立てたクリームを添えることで口どけもよくなるので、冷蔵庫に使いかけのクリームがある方はぜひ試してみてくださいね！