ライター : 相羽 舞

管理栄養士

牡蠣のカロリーと糖質量

牡蠣1粒のカロリーと栄養価

重量カロリー糖質量たんぱく質量脂質量
牡蠣1粒/20g12kcal1.0g1.4g0.4g
(※1,2)
※参考文献2は、牡蠣1粒の重量のみを参考にしています。
牡蠣は大きめのもので1粒20g、カロリーは12kcal、糖質量は1.0gです。1粒あたりのカロリーや糖質量、脂質量は低く、たんぱく質が多い食材。牡蠣は生で食べる場合、1粒12kcal、糖質量は1.0gと覚えておくと、カロリーや糖質コントロールに役立ちますよ。

ほかの食材と比べると

種類カロリー糖質量
牡蠣58kcal4.9g
はまぐり35kcal1.8g
ほたてがい66kcal1.5g
(※1)
牡蠣とほかの貝類のカロリーと糖質量を、100gあたりで比べてみましょう。

カロリーでははまぐりより高く、ほたてがいとは大差がみられません。糖質量では、ほかの貝より牡蠣のほうが多いです。牡蠣の糖質の多くは、必要に応じてエネルギーになる「グリコーゲン」として含まれています。(※1,3)

牡蠣料理のカロリー

料理名カロリー
牡蠣のバターソテー56kcal
牡蠣鍋173kcal
牡蠣ごはん231kcal
牡蠣フライ371kcal
(※4,5,6,7)
生牡蠣だけでなく、調理して食べることも多い牡蠣。牡蠣料理のカロリーを1人前あたりでみてみましょう。

牡蠣1粒あたりは12kcalと低カロリー。調理方法や牡蠣以外の材料、使う調味料によってカロリーに違いが生じます。特に、衣をつけて揚げる牡蠣フライは生牡蠣と比べると1粒あたり約6.2倍のカロリーに。ダイエット中は個数を減らす、タルタルソースを控えるといった工夫が必要です。(※1,2)

牡蠣の栄養について

栄養

  1. 筋肉や臓器の材料になる「たんぱく質」
  2. たんぱく質の再合成に関わる「亜鉛」
  3. 貧血対策に役立つ「鉄」
  4. 赤血球の生産に関わる「ビタミンB12」
  5. コレステロールを減らす「タウリン」

筋肉や臓器の材料になる「たんぱく質」

三大栄養素のひとつであるたんぱく質は、牡蠣100gあたり6.9g含まれています。

たんぱく質は炭水化物や脂質と同じくエネルギーを生み出す栄養素のひとつ。細胞の主成分として筋肉や臓器をはじめ、皮膚や髪を構成するほか、ホルモンや抗体の成分にもなり、生命維持において不可欠な栄養素です。不足し続けると体力や免疫力の低下につながるおそれがあります。(※1,8)
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