キウイとモッツアレラチーズのカプレーゼ、ゴルゴンゾーラソース

続いても、アートのようなビジュアルのひと品。甘酸っぱいキウイとミルキーなモッツアレラチーズのやさしい組み合わせに、少しクセのあるゴルゴンゾーラソースが個性を添えます。

ソースにはハチミツを隠し味に。ほんのりとしたハチミツの甘さが、しょっぱいゴルゴンゾーラとキウイを相性良く繋げてくれます。
「この料理は、厳密にはカプレーゼと言わないかもしれません。でもメニューにカプレーゼと書いてあれば、お客様がどんな料理か想像しやすいと思うんです。できるだけわかりやすいメニュー名にしつつ、実際の料理を見て驚いて欲しいです。」(宮本シェフ)

カルパッチョやカプレーゼといったお馴染みのメニュー。注文すると、まるでレストランのコース料理のような、洗練されたビジュアルと味わいのひと皿が現れます。ワクワクするような驚きが、多くの人を惹きつけるのでしょう。

【次回】宮本シェフが通う店:池尻大橋のバー「LOBBY(ロビー)」

端正なビジュアルと本格的な味わいの料理は、いずれもリーズナブルな価格のものばかり。

「若い人が初めて訪れるレストランになりたいですね。リーズナブルだけどセンスが良くて、料理の感動がある。ここで料理の楽しさを知って、さらにもっと知りたいと思ってもらえるようになれば良いですね。」(宮本シェフ)

また、好評だったランチのカレーは、残念ながら2020年8月に終了。けれど宮本シェフには、もうすでに次のアイデアがあるようです。気さくな笑顔の向こうに、“おいしいもの”への密かな情熱を秘めたシェフ。これからも、たくさんのワクワクドキドキを届けてくれる店として、目が離せません。
そんな宮本シェフが通う店は、池尻大橋にあるバー「LOBBY(ロビー)」。

「同じ代々木上原にある『Lanterne(ランタン)』という店が、池尻大橋に2号店をオープンしたんですが、ちょうど同じころ近くにオープンしたのが「LOBBY(ロビー)」なんです。その際に訪れて、すっかり気に入って通うようになりました。店主と年齢が近いこともあって、仲が良いんですよ。とにかくセンスが抜群にいい!オススメです。」

少し敷居が高いオーセンティックなバーと違い、誰もが気軽に訪れることができる。それでいて、より楽しくおいしいお酒に出会える場として、“ストリートバー”というコンセプトで作られた「LOBBY」。

宮本シェフもそのセンスに惚れたという、おしゃれな空間とオリジナルカクテルの数々を、次回ご紹介しましょう。
店舗情報
取材・文・一部撮影:OdanakaMasako

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