ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

ポロショコラの魅力を徹底解剖!

Photo by muccinpurin

カルディで販売されているお菓子のなかでも、王道のおいしさでファンが多い「ポロショコラ」。クラシックなパッケージと変わらぬ味わいで、長く愛されている鉄板スイーツです。

この記事では、ポロショコラの魅力を徹底解剖。じっくり味わってみると、 “売れてる理由” がわかりました。甘いもの好きさん必見です!

ポロショコラとは?

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どこか懐かしい緑色のパッケージに包まれたチョコレートケーキです。名前だけではピンと来なくても、パッケージを見れば思い出す方も多いのではないでしょうか。

お買い得プライスにもかかわらず上品な味わいでファンが多い、カルディを代表するチョコレート菓子です。

ラグノオ ポロショコラ

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「ラグノオ ポロショコラ」358円(税込)
ポロショコラの製造者は、青森県に工場を構える「株式会社ラグノオささき」という会社。

カルディのオリジナルアイテムではないのでほかのお店でも扱いがあるようですが、筆者の頭のなかではポロショコラ=カルディの印象が強く残っています。常温保存できるので、買い置きしておくといつでも食べられて便利なんですよね。

カットする手間いらず!

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ポロショコラの素晴らしいところは、すでに5等分にカットされているところ。しっとりとした重厚なケーキは生地が包丁につきやすく、きれいにカットするのがむずかしいんですよね。その点ポロショコラはすでにカットされているので、あとは皿に移すだけですぐ食べられます。

しかも、しっとりした生地が容器に付かないように、薄いフィルムに包まれているのもポイント。このフィルムを両手で持ってそっと持ち上げ、皿をかぶせてひっくり返せば形を崩すことなく、手を汚さずに盛り付けることができます。この小さな気遣いが愛される理由でもありますね。

魅惑のしっとり感はお値段以上!

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もう何度も食べてきましたが、改めてじっくりと味わってみると、非常によくできているなとしみじみ。 “ふわふわ” とか “やわらか” が魅力のケーキがもてはやされるなか、ポロショコラの濃密などっしり感はぶれずにずっと貫き通された食感。フォークでカットするにしても、生地の濃密さからしっとり感の強さが伝わってきます。

国内製造のチョコレートを使い、ココアパウダーを合わせることで甘さがしつこ過ぎず、ついつい食べ過ぎてしまいます。

パティスリー並みのクオリティ

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空気がほとんど入っておらず、パウンドケーキよりもしっとりしているので、どちらかといえばテリーヌに近い食感です。

シンプルでスタイリッシュな見た目もパティスリー顔負けで、白いプレートに盛り付けてホイップとフルーツを添えれば、レストランのデザートで出てきてもおかしくありません。それが1本358円で販売されているというのだから毎回驚かされます。

ひと切れの厚さは2.5cmほどですが、その濃厚さゆえひと切れで充分お腹も心も満たされます。ビターな味わいで、暑い夏でもすっきりと食べやすいポロショコラは一年中食べたくなるスイーツです。
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